「梨泰院クラス」チャンガ会長、ユ・ジェミョンが映画で怪演
人気ドラマ「梨泰院クラス」のユ・ジェミョンが、18日公開の映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』に悪徳警察役で出演している。
本作は、ドラマ「宮廷女官 チャングムの誓い」などのイ・ヨンエが『親切なクムジャさん』以来14年ぶりにスクリーン復帰したサスペンス。イ・ヨンエは、6年前に失踪した息子ユンスを、夫と共に捜し続ける主人公ジョンヨンにふんする。
ユ・ジェミョンが演じるのは、ジョンヨンがユンスに似た少年がいるという目撃情報を頼りにたどり着いた、ある漁村で出会う地元警察のホン警長。一縷の望みをかけてやって来たジョンヨンだったが、ホン警長ら村の人々は「知らない」の一点張り。不信感を抱いたジョンヨンが、そこで目にした真実とは……。
ユ・ジェミョンは「私が演じるホン警長は、ありふれた日常を送る平凡な警察官です。自分だけのルールや権力がある。よそ者が来ることによって日常に亀裂が入るのを拒み、警戒するのですが、そのやり方も実にリアルだと思いました。この映画は子供を捜す母の愛を描いた作品でもありますが、やはり、真実を巡ってあらゆる人物たちがぶつかり合うところも見どころだと思います」とコメント。
「梨泰院クラス」では主人公パク・セロイと敵対する長家(チャンガ)会長を演じ、ドラマを盛り上げたユ・ジェミョンが本作で見せる怪演に注目だ。(編集部・中山雄一朗)