朝ドラ「おかえりモネ」に西島秀俊・坂口健太郎・夏木マリら出演
清原果耶がヒロインを務める2021年度前期放送のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」に、夏木マリ、坂口健太郎、浜野謙太、でんでん、西島秀俊が出演する。
「おかえりモネ」は、ドラマ「透明なゆりかご」や「きのう何食べた?」などの脚本家・安達奈緒子によるオリジナルの現代ドラマ。宮城県・気仙沼で生まれ育ち、同・登米で青春を送るヒロインが、気象予報という天気にとことん向き合う仕事を通じて、人々に幸せな未来を届けてゆく物語。清原がヒロインの永浦百音を演じる。
今回発表された新キャストは、百音が登米で出会う人々。夏木は登米の資産家で、伊達家家老の子孫と噂される「姫」というあだ名の新田サヤカ役。朝ドラ出演は「ひまわり」「カーネーション」に続いて3度目となり、「今回は、伊達家の伝統を受け継ぎ、森を守る使命を持つ70代を迎える新田サヤカという女性です」と役柄を紹介する夏木。「主人公のモネの未来を導く役所で、モネが将来に向かって自分らしく生きていくサポートができればと思っています」と意気込んでいる。
坂口は百音とともに成長してゆく若手医師・菅波光太朗役で、「とても不器用で、はじめはとっつきにくい存在の菅波ですが、百音と出会い、彼のやさしさ、あたたかさを少しずつ出していけるといいなと思っています」と語っている。浜野は森林組合のユニーク課長・佐々木翔洋、でんでんは森林組合のご意見番・川久保博史を演じる。
西島は、テレビで有名な気象キャスターで百音を気象予報の世界に導く朝岡覚役。「脚本の安達奈緒子さんとまたご一緒できること、そして『とと姉ちゃん』以来の“朝ドラ”の現場に参加できること、大変嬉しく思います」と出演に喜び、「百音が目指す気象予報士・朝岡覚という人物をどんな風に演じられるか、作品に真摯に向き合い、そして楽しみながら挑んでいきたいと思います」と意欲を見せている。(清水一)