葵わかな、「浦沢直樹の漫勉neo」でナレーションを担当!
葵わかなが、漫画家たちの創作の秘密に迫る番組「浦沢直樹の漫勉neo」でナレーションを務めることが決定した。10月1日からEテレにて毎週木曜午後10時~10時49分に放送となる。
2014年にスタートして以来、普段は担当編集者ですら立ち入ることができない漫画家たちの仕事場にカメラが密着し、最新の機材を用いてマンガ誕生の瞬間をドキュメントした番組「浦沢直樹の漫勉」が、タイトルも新たに「浦沢直樹の漫勉neo」として3年ぶりに再始動。貴重な映像をもとに、漫画家・浦沢直樹が、同じ漫画家の視点から切り込んでいく。
10月1日放送の第1回に登場するのは、巨匠・ちばてつや。「ユカをよぶ海」「あしたのジョー」「のたり松太郎」など少女マンガから少年マンガ、青年マンガまであらゆるジャンルで活躍してきた国民的作家。81歳になった今も描き続ける「ひねもすのたり日記」の制作現場に密着。感動の一コマが生まれる瞬間や、「あしたのジョー」の意外なエピソードも明かされるという。
10月8日は、岩本ナオで「マロニエ王国の七人の騎士」、10月15日は、すぎむらしんいちで「最後の遊覧船」、10月22日は星野之宣で「海帝」を放送予定。さらに、 諸星大二郎、西炯子、坂本眞一、惣領冬実と今後のラインナップが続く。
ナレーションを担当する葵は、「『漫勉 neo』のナレーションを務めさせていただけると聞いた時はとても嬉しかったです。子どものころから、本や漫画が好きで、自分の好きな分野にお仕事として関われることが本当に楽しみでした! #1を先日録りましたが、浦沢直樹さんも実際にいらっしゃって、自分の声が浦沢さんやチームの皆さんのイメージする番組に合わなかったらどうしよう……と内心、緊張していたのですが、和やかに、そしてやっぱり内容が素敵な番組で、浦沢さんにも直接ごあいさつできて、感動で収録を終えることができました。これから、この番組を盛り上げる一員として、頑張りたいと思います!」と意気込む。
また、浦沢は「漫画家は日々悪戦苦闘しながら、白い紙の上にペン先で奇跡を起こし続けています。漫画が好きな方もあまり馴染みのない方も、みなさんにぜひ、このペン先が何かを生み出す瞬間をご覧いただき、漫画の面白さ、奥深さに触れてみてほしい。そしてさらに漫画を好きになっていただけたら嬉しいです」とコメントを寄せている。(編集部・梅山富美子)