水川あさみ、5キロ増量で熱演!タピオカ飲んで役づくり
女優の水川あさみ(37)が公開中の映画『喜劇 愛妻物語』で、濱田岳ふんする夫に罵声を浴びせながら、家計や子育てを支える鬼嫁を熱演している。
本作は『百円の恋』(2014)で日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝いた脚本家・足立紳が、自らの自伝的小説を映画化した監督2作目。シナリオ用の取材のため、四国に旅行することになった、売れない脚本家の豪太(濱田)と、その妻チカ(水川)の姿を描いたロードコメディーだ。
水川が演じるチカは、いつまでたっても売れる様子がなく、まったく頼りにならないダメ夫に嫌気が差し、口を開けば罵倒の言葉が飛び出す毒舌キャラ。脚本に「大きい背中」とあったことから、水川自ら監督に「太った方がいいですか?」と提案し、毎食後にタピオカドリンクを飲むなどして5キロ増量。香川県での撮影中はうどんをよく食べていたという。
「濱田さんも水川さんももともと好きで、いつかお仕事してみたかった」と語る足立監督。特に水川については「ドラマとか映画とかを観てっていうのももちろんあるんですけど、バラエティー番組とかトーク番組でわりとあけすけに喋ってる雰囲気が、前からいいなと思っていました」といい、「小説の頃から『水川あさみが演じると面白くなるんじゃないか』と思っていました」と明かしている。(編集部・中山雄一朗)