「エール」福島三羽ガラスが動き出すが…15週のあらすじ
連続テレビ小説「エール」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)が9月21日から15週目を迎える(以下、今後のあらすじに触れています)。
連続テレビ小説102作目となる「エール」は、作曲家の古山裕一(窪田正孝)と妻の音(二階堂ふみ)が昭和の時代を音楽とともに駆け抜ける姿を描く物語。9月21日からは第15週「先生のうた」に突入する。
日中戦争が起こり、日本にも戦時色が漂いつつあった昭和12年。まだ国民の生活への影響は大きくなく、裕一たちも変わらぬ暮らしを続けていた。そんなある日、裕一は新聞の公募で入選を果たした「露営の歌」の歌詞を目にし、あっという間に曲を書きあげる。裕一がレコード会社に持ち込み、久志(山崎育三郎)の歌で売り出されると、この曲は日本国民の心をつかんで大ヒットを記録する。
はからずも戦時歌謡の旗手として注目される裕一は、吟(松井玲奈)の夫で陸軍に勤める智彦(奥野瑛太)から作曲の依頼を受ける。鉄男(中村蒼)が詞を書き、久志が歌を担当するということで、ついに“福島三羽ガラス”が始動することに。ところが、曲作りが難航してしまい、三人はきっかけをつかもうと福島へと帰郷する。恩師である藤堂先生(森山直太朗)とも再会を果たすが、意外なことを聞く……。
第14週では、裕一に弟子入りを志願しにやって来た青年・五郎(岡部大)、突然上京してきた音の妹・梅(森七菜)、そして梅に一目惚れした久志による大騒動が描かれた。(編集部・大内啓輔)