池田エライザ初監督作『夏、至るころ』の公開日が決定！
女優の池田エライザが初監督を務めた映画『夏、至るころ』の公開日が、12月4日に決定したことが明らかになった。
韓国の全州国際映画祭や中国の上海国際映画祭など、海外で一足先に上映された本作。ついに日本での公開日が決定したことを受けて、池田は「無邪気に夢を抱くことが、難しくなってきている昨今。時間が過ぎるたびに正体不明の焦りを感じるこのご時世を生きる若者に、深く共感しながらも、何かささやかな手助けは出来ないだろうかと考え、この作品をつくりました」「12月、世界がどうなっているかまだ想定はつきませんが、皆様にお届けできる日が楽しみです」とコメントを寄せた。
10代で東京に出た池田自身のエピソードを原案にした本作は、福岡県田川市を舞台に、緑あふれる故郷で友情を育んできた男子高校生の翔と泰我が、夏祭りを目前に自分の人生と初めて向き合い、それぞれの一歩を選ぶ姿を描き出す。キャストには、倉悠貴、石内呂依、さいとうなり、安部賢一、杉野希妃、大塚まさじ、高良健吾、リリー・フランキー、原日出子が名を連ねている。
映画『夏、至るころ』は12月4日より渋谷ホワイトシネクイント、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13ほかで全国順次公開
池田エライザのコメント全文
無邪気に夢を抱くことが、難しくなってきている昨今。時間が過ぎるたびに正体不明の焦りを感じるこのご時世を生きる若者に、深く共感しながらも、何かささやかな手助けは出来ないだろうかと考え、この作品をつくりました。私は諦めてしまっていた青春を、素敵な役者陣が見せてくれました。生まれてはじめての感情に触れた瞬間に立ち会わせてもらえたことがなによりも幸せでした。この機会に感謝しています。たくさんの方々のお力添えのもと、穏やかで希望が湧いてくる映画ができました。12月、世界がどうなっているかまだ想定はつきませんが、皆様にお届けできる日が楽しみです。