ノーラン監督『TENET テネット』世界興収260億円超え!
全米ボックスオフィス考
先週末(9月18日~9月20日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、クリストファー・ノーラン監督のタイムサスペンス超大作『TENET テネット』が興行収入470万ドル(約4億9,350万円)で3週連続の首位を記録した。累計興収は3,610万ドル(約37億9,050万円)となった。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル105円計算)
新型コロナウイルスの影響を大きく受けているアメリカでは、劇場再開率は70%となったものの、いまだにロサンゼルスとニューヨークという稼ぎ柱の二大エリアでは再開に至っていないのが苦しいところ。『TENET テネット』の世界興収は2億5,110万ドル(約263億6,550万円)となり、このうち85.6%という大部分を海外興収が占めた。
3位にはジム・カヴィーゼル主演のR指定ポリティカルスリラー『インフィデル(原題) / Infidel』が、8位にはタイラー・ポージー主演のゾンビ映画『アローン(原題) / Alone』が初登場となった。(編集部・市川遥)
9月18日~9月20日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『TENET テネット』
2(2)『ザ・ニュー・ミュータンツ(原題) / The New Mutants』
3(初)『インフィデル(原題) / Infidel』
4(3)『アンヒンジド(原題) / Unhinged』
5(4)『ザ・ブロークン・ハーツ・ギャラリー(原題) / The Broken Hearts Gallery』
6(7)『ザ・スポンジボブ・ムービー:スポンジ・オン・ザ・ラン(原題) / The SpongeBob Movie: Sponge on the Run』
7(5)『ビル&テッド・フェイス・ザ・ミュージック(原題) / Bill & Ted Face the Music』
8(初)『アローン(原題) / Alone』
9(8)『ザ・パーソナル・ヒストリー・オブ・デイヴィッド・コパフィールド(原題) / The Personal History of David Copperfield』
10(6)『ワーズ・オン・バスルーム・ウォールズ(原題) / Words on Bathroom Walls』