『ローグ・ワン』前日譚ドラマ、監督変更も来月撮影スタートへ!
映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の前日譚を描くドラマシリーズの撮影が、来月よりスタートするとDeadlineが報じた。撮影開始を前に、監督を務める予定だったトニー・ギルロイが降板し、新たに「ブラック・ミラー」のトビー・ヘインズが就任している。
ディズニーの動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」向けに製作される本作は、『ローグ・ワン』に登場した反乱軍のスパイ、キャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)の知られざる物語を描くスパイスリラー。劇中でキャシアンと絶妙な掛け合いを披露した、監視用ロボットのK-2SO(アラン・テュディック)も登場予定だ。
同サイトによると、本作は10月の撮影開始に向けて、イギリスでプリプロダクション(撮影準備)に入っているという。しかし、アメリカ・ニューヨーク在住のトニーは、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で渡航が難しく、ニューヨークにとどまることを決断。ショーランナーは務めるものの、監督は降板し、イギリスにいるトビーが後任として引き継いでいる。
トビーは、ドラマ「ブラック・ミラー」やベネディクト・カンバーバッチ主演のテレビ映画『ブレグジット EU離脱』を監督した実力派。『ローグ・ワン』前日譚ドラマでは第1話から第3話の監督を務める予定だが、ディズニーはすでに第4話以降のエピソード監督にも彼をリストアップしているという。
『スター・ウォーズ』実写ドラマシリーズは、一匹狼の賞金稼ぎを描く「マンダロリン」シーズン2が10月30日より日米同時配信される。さらに、ユアン・マクレガーが演じる人気キャラクター、オビ=ワン・ケノービを主人公にしたドラマシリーズも2021年春に撮影開始予定となっている。(編集部・倉本拓弥)