『ブラック・ウィドウ』全米公開が2021年5月に延期
マーベル・スタジオ新作映画『ブラック・ウィドウ』の全米公開日が、今年11月6日から2021年5月7日に延期となった。現地時間23日、米ウォルト・ディズニー・カンパニーが発表した。日本も米国と同じ11月6日公開を予定しているため、影響が出ると見られる。
もともと今年5月1日に全米公開を予定だった本作は、新型コロナウイルスの影響で11月公開で調整されていたが、またしても延期が決定。結果的に、当初の予定から1年以上公開が伸びてしまった。『ブラック・ウィドウ』が来年公開となったため、2020年公開のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画はゼロ本となった(MCU作品では、実写ドラマ「ワンダヴィジョン」が年末に日米同時配信される)。
また、米ディズニーはMCU新作映画『シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題) / Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings』『エターナルズ(原題) / Eternals』の全米公開延期も発表。『シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題)』は2021年5月7日から7月9日、『エターナルズ(原題)』は2021年2月12日から11月5日に変更された。
MCUフェーズ4にラインナップされている『ブラック・ウィドウ』は、アベンジャーズの一員として活躍してきたブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)の単独映画。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』直後を舞台に、彼女の知られざる過去と秘密が明かされる。(編集部・倉本拓弥)