ヘンリー・カヴィル『ジャスティス・リーグ』追加撮影には参加しないか
先日、ザック・スナイダー監督が、途中降板した監督作『ジャスティス・リーグ』(2017)のディレクターズカット版製作のために追加撮影を行うと The Hollywood Reporter が報じた件について、撮影に参加するとされていた、スーパーマン役のヘンリー・カヴィルの出演は難しいのではないかとColliderが報じた。
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The Hollywood Reporter では、スナイダー監督が、2021年に HBO Max で配信予定の通称”スナイダー・カット”のために、1週間程度の追加撮影を10月に計画しており、バットマン役のベン・アフレック、ワンダーウーマン役のガル・ガドット、サイボーグ役のレイ・フィッシャー、そしてヘンリーが参加するとしていた。
しかしColliderでは、ヘンリーが、シャーロック・ホームズを演じるNetflix映画『エノーラ・ホームズの事件簿』(2020)のプロモーションでインタビューをした際に「追加の撮影はしない。すでに終わったものだからね」と語っていたことを報道。ヘンリーは「僕にとっては……今はただパーティーを見るだけだよ」と否定したという。
インタビューは追加撮影の報道が出る直前に行われたものだといい、ヘンリー自身もポストプロダクションの段階で何が起きるかはわからないとしているが、ヘンリーは現在、Netflixドラマ「ウィッチャー」の新シリーズ製作のためイギリスにいるといい、新型コロナウイルスの影響を考慮すると、アメリカでの撮影に参加するのは現実的ではなさそうだ。スナイダー・カット版は、合計4話のミニシリーズとして配信予定。(編集部・入倉功一)