草なぎ剛『ミッドナイトスワン』公開!孤独な二人が寄り添う…
草なぎ剛の主演作『ミッドナイトスワン』が25日に初日を迎えた。トランスジェンダーとして生きる主人公・凪沙(草なぎ)と育児放棄された少女・一果(服部樹咲)が都会の片隅で寄り添う物語だ。
【写真】切なき擬似母子のラブストーリー…『ミッドナイトスワン』場面カット
ドラマ「全裸監督」にも携わっていた内田英治監督が企画、監督、脚本、原作を手がけた。新宿のニューハーフショークラブのステージでお金を稼ぐ凪沙は、親戚の一果を預かることになる。養育費を当てにして引き受けただけだったが、一果と接するうちに今まで抱いたことのない感情が凪沙の中に芽生えてくる。田中俊介、吉村界人、水川あさみ、田口トモロヲ、真飛聖らも出演している。
待望の公開を迎え、Twitterには鑑賞した人たちの感想が多数寄せられた。「涙がたくさん流れた」「草なぎ剛さんの仕草、表情が素敵だった」「愛おしく、切ない」「じわじわとしみる良作」などの声が上がっている。演技未経験ながら数百人が参加したオーディションを経て一果役に抜てきされた服部に対する高評価コメントも投稿されていた。
トランスジェンダー役で新境地を切り開いている草なぎ。2021年放送のNHKの大河ドラマ「青天を衝け」では徳川慶喜役を担当する。(編集部・海江田宗)
映画『ミッドナイトスワン』は公開中