カンヌで賛否両論を巻き起こした問題作が日本上陸
2019年のカンヌ国際映画祭で絶賛・酷評の賛否両論を巻き起こしたギャスパー・ノエ監督の新作『LUX ATERNA(原題)』が『ルクス・エテルナ 永遠の光』の邦題で、劇場発信型映画祭「のむコレ2020」にて11月20日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋で公開される。
本作はファッションブランド、サンローランのクリエイティブディレクター、アンソニー・ヴァカレロによるアートプロジェクト「SELF」の作品として制作され、『アレックス』などの鬼才ギャスパー・ノエが監督・脚本を担当。魔女狩りを描く映画の撮影現場で、女優、監督、プロデューサー、それぞれの思惑が交錯し、次第に収拾のつかない混乱状態へと発展していくさまを映し出す。
主演は、『アンチクライスト』のシャルロット・ゲンズブールと、『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』のベアトリス・ダル。今回、ポスタービジュアルと予告編2種(混沌編・狂気編)が公開された。「ようこそ、混沌と狂気の撮影現場へ」というキャッチコピーの通り、狂乱の世界観がビビットな色彩で表現されている。
なお、本作では「光に対して敏感なお客様がご覧になられた場合、光の点滅が続くなど、光感受性反応による諸症状を引き起こす可能性のあるシーンが含まれております。ご鑑賞頂く際には予めご注意下さい」とアナウンスされている。(清水一)