志村けんさん「エール」最後の登場に惜しむ声
NHK連続テレビ小説「エール」(月~土、総合・午前8時~ほか)の1日放送回が、故・志村けんさんの最後の登場となり、「残念です」「最後まで観たかった」「寂しくなります」と反響を呼んでいる。
実在の作曲家・古関裕而さんと、歌手としても活躍した妻・金子さんをモデルにした本作は、作曲家の古山裕一(窪田正孝)と妻の音(二階堂ふみ)が、夫婦二人三脚で数々のヒット曲を生み出していく物語が展開。志村さんは、日本を代表する西洋音楽の作曲家・小山田耕三役を担っている。
3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎のため、70歳で亡くなった志村さん。これまで、生前に収録されたシーンがそのまま放送されてきたが、公式TwitterとInstagramでは10月1日、「裕一が幼き頃から憧れ続けた、偉大な作曲家・小山田を演じた志村さん。この日が最後の登場となりました。ありがとうございました」と投稿。最後の出演となったことが明かされた。
志村さんは、音楽界の大御所である小山田役として、登場するたびに存在感を放ち、視聴者を圧倒。SNS上には、「本当に残念です」「もっともっと観たかった」「とても寂しいです」と惜しむ声が上がった。また、志村さんにとって本格的なドラマ出演は本作が初だったが、「俳優の顔も素敵でした」「渋い演技も最高」「小山田先生素晴らしかった」と演技を絶賛するコメントが多数寄せられている。(編集部・梅山富美子)