「カネ恋」最終回で三浦春馬さん追悼テロップ 涙の感想相次ぐ
7月18日に30歳で亡くなった三浦春馬さんが出演したTBS系ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」が10月6日に最終回を迎え、放送後、笑顔の三浦さんと共に「春馬くん ずっと大好きだよ キャスト・スタッフ一同」の追悼テロップが映し出された(※ネタバレあり。最終回の詳細に触れています)。
中堅おもちゃメーカーを舞台に、経理部のアラサー女子・九鬼玲子(松岡茉優)と、社長の息子で浪費家の猿渡慶太(三浦春馬)、両極端な金銭感覚を持つ男女のひと夏の恋模様を描く本作。最終回となる第4話は、前話のラストで慶太が玲子に突然のキスをしたのちの展開。慶太は姿を消し、玲子は父から10年間にわたって送られた現金書留の束を発見したことから、父に会うために静岡へ。前半は玲子の哀しい過去が描かれ、後半は姿なき慶太への思いを登場人物たちが吐露する展開に。ラストは、慶太への思いを募らせる玲子の前に誰かが現れるところで幕を閉じた。
放送後、ドラマの公式Twitterには「最後までご覧頂きありがとうございました。出演者、監督、脚本家、そしてスタッフ全員、色々な覚悟を持ちつつ、愛と感謝の最終回をお届けさせてもらいました。皆様も最後までご覧になってもらいまして、 #カネ恋 と出演者に愛を持って見ていただいてありがとうございました!」のコメントが。
そのコメントに対し、視聴者から「セリフの1つ1つが春馬くんに重なって涙が止まりませんでした」「放送を決断してくださったスタッフの皆様、ありがとうございました」「春馬さんが全力で取り組んだ作品を世に出していただいて、本当にありがとうございます」など多くの声が寄せられている。
同日、主演の松岡茉優は最終回の放送前にInstagramを更新。劇中、慶太の相棒として登場していたLAVOT・猿彦の動画と戯れる動画と共に「ドラマは今日でおわりますが2人の物語はこれからもきっとあり続けるのだと思います。2人の今日はどんなかな? って私もたまに考えます。寒い日はすっかり寒くなったねって2人で話してるかな、とか 物語は途中で終わったわけではなく未完のままというわけでもないドラマとしてみんなで走りきれたと私は思ってます。みなさま本当にありがとうございました」とつづっていた。(編集部・石井百合子)