ウーピー・ゴールドバーグ『天使にラブ・ソングを…』第3弾実現へ「必死にトライ」
数年前から報じられているミュージックコメディー『天使にラブ・ソングを…』第3弾の進捗について、シリーズで主演を務めたウーピー・ゴールドバーグが、現地時間6日に出演した、ジェームズ・コーデンのトーク番組内で明かした。
『天使にラブ・ソングを…』(1992)は、殺人事件の目撃者となり、修道院でかくまわれることになったクラブ歌手のデロリス(ウーピー)が、音楽を通じて、お堅いシスターたちと友情を育んでいくコメディー。公開翌年には続編『天使にラブ・ソングを2』が製作され、ブロードウェイでミュージカル化もされた。
現在も熱烈な支持を集めるウーピーの代表作だが、なぜ、長らく3作目が製作されなかったのか。コーデンに尋ねられたウーピーは、「なぜなら、長いこと”誰も観たがっていない”と言われ続けていたから。でも、つい最近になって、どうやらそれは間違ってるかもしれないとなってきた。みんなは見たがっているかもしれないってね」と返答。「だから、どうやってみんなを集めてカムバックできるか、必死に取り組んでいるところよ」と明かした。
同作は、数年前からリメイク企画が報じられていたが、2018年に、ディズニーが公式ストリーミングサービス「Disney+(ディズニー+)」向けに続編を作るとVarietyほか各メディアが報道。海外ドラマ「インセキュア」で製作総指揮を務めるレジーナ・ヒックスと、「STAR 夢の代償」でショウランナーを務めるカリン・ジストが脚本を執筆するとされていたが、ウーピーの発言からすると、具体的な制作に入るのはまだ先のことになりそうだ。『天使にラブ・ソングを…』についてウーピーは「最高に楽しい映画よ。いい感じだし、誰も怒ったりしない。シスターたちがいて、ひどい歌に、最高の歌、まぁまぁOKの歌を聞く。これ以上の何があるっていうの?」と語っている。(編集部・入倉功一)