竹内涼真、連ドラ主演で初ブリーチ 2シーズンで終末世界のサバイバルラブストーリー描く
竹内涼真が2021年1月期日本テレビ系ドラマ「君と世界が終わる日に」(毎週よる10時30分~放送予定)で主演を務めることが9日、同局より発表された。竹内が演じるのは、終末世界で恋人を捜すために孤独なサバイバルを繰り広げる青年。竹内は「クランクインに向けて人生で初めてブリーチをして、久々に髪を短くし、髭を生やしました。自然と役について考える時間が増えてきたことで響としてのエンジンがかかってきている実感があります」とコメント。本作は日本テレビと動画配信サービス・Huluの共同製作ドラマとして制作され、Season1(全10話)放送後、Season2(全6話)が3月よりHuluで配信される。
物語の舞台は、警戒区域として封鎖された街。交通網は大破し、電波も届かず、ラジオから緊急避難指示が繰り返され、街中に血痕が残されている。自動車整備工の青年・響(竹内)が恋人にプロポーズをしようとした日、事故でトンネルに閉じ込められ、4日後に命からがらトンネルを脱出すると世界は一変。未曽有の脅威が降りかかるなか、空白の4日間の謎が、過去と現在を交錯しながら明かされていく。
竹内にとって、地上波の連ドラ主演は今年1月期のTBS日曜劇場「テセウスの船」以来、日本テレビの連ドラ主演は初。演じる響について「一言でいうと『絶対に諦めない男』。 ポジティブなだけではなくて、生き別れた最愛の恋人である来美を一途に捜し続けるひたむきさと 自分の信念や大切なもののために戦うことのできる強さをあわせ持った人間です」と紹介。
脚本は、ドラマ「アリスの棘」(2014)、「砂の塔 ~知りすぎた隣人」(2016)などの池田奈津子。 演出をドラマ「トドメの接吻(キス)」「美食探偵 明智五郎」などの菅原伸太郎らが務める。
竹内、鈴木亜希乃プロデューサーのコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)
「君と世界が終わる日に」Season1(全10話)は日本テレビ系で2021年1月スタート(毎週日曜よる10時30分放送予定)、Season2(全6話)は2021年3月よりHuluで配信
竹内涼真(主演:間宮響役)
今回のお話を頂いた時、こんなにスケールが大きくて攻めている作品に、主演として声をかけてくださって光栄に思いました。 連続ドラマの撮影は長期間に渡るので、これからしばらく大変な毎日が始まるぞと、 ある種の覚悟を持って撮影に臨むのですが、 とりわけ今回は自分自身これまで演じたことがないような極限状態にどんどん追い込まれていくので 今から楽しみな反面「これはとんでもないぞ」と思っています。(笑)
僕の演じる響は一言でいうと「絶対に諦めない男」。 ポジティブなだけではなくて、生き別れた最愛の恋人である来美を一途に捜し続けるひたむきさと 自分の信念や大切なもののために戦うことのできる強さをあわせ持った人間です。 クランクインに向けて人生で初めてブリーチをして、久々に髪を短くし、髭を生やしました。 自然と役について考える時間が増えてきたことで響としてのエンジンがかかってきている実感があります。
生きるか死ぬかの絶望的な状況の中、響は最愛の恋人と再会することができるのか。 テレビの前のみなさんが毎週続きを見たくて待ちきれない、新しいラブストーリーをお届けできればと思います。 ぜひ、放送を楽しみに待っていてください。
鈴木亜希乃(プロデューサー)
「世界が終わる」———そんな壮大なテーマに、日本の地上波ドラマが挑める日が来るなんて......。 今、海外ドラマや配信ドラマの人気が高まる中、地上波発でそれに負けない作品を目指すために、 今回の“大型プロジェクト”が始動することになりました。 日本テレビだけでは出来ない、Huluとの共同プロジェクトだからこそ挑めた作品となっています。日本だけでなく海外も見据えたスケール感と、そのチャレンジングな企画内容を、是非視聴者の皆さんに届けられればと思います。日本の地上波ドラマは、まさに転換期を迎えています。その在り方、未来、様々な可能性をさらに広げるために、 今回のHuluとの共同企画が先駆けとなれればと思います。
竹内涼真さんが今回、イメージを一新して挑んでくださる主人公・間宮響には、 恐ろしいほどの“ある困難”が立ち塞がります。それでも彼は、前を向いて“歩き続けます”。 つらいこと、苦しいこと、悲しいこと、今の世の中にもたくさんの抱えきれない出来事が溢れています。 それでも、例えば、この主人公・響が皆さんと一緒に、色んな困難を“共に”乗り越えてゆければと思います。
「世界の終わり」のその先に、皆さんと一緒に見られる「希望」を目指して、キャスト・スタッフ一丸となって頑張ります。 放送まで、是非楽しみに待っていてください。