西野亮廣『えんとつ町のプペル』主題歌はHYDE!人気ハロウィンソングをアレンジ
お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が「にしのあきひろ」名義で発表した同名絵本をアニメーション化する『映画 えんとつ町のプペル』(12月公開)のオープニング主題歌をHYDE(L'Arc-en-Ciel)が担当することが明らかになった。
「HALLOWEEN PARTY」をアレンジ!「ハロウィン・スモーキーダンス」メイキング映像
原作は累計発行部数48万部を記録しているベストセラー絵本「えんとつ町のプペル」。いつも厚い煙に覆われた「えんとつ町」を舞台に、えんとつ掃除屋の少年ルビッチとゴミから生まれたゴミ人間プペルの冒険が描かれる。原作者である西野が製作総指揮と脚本を担当し、アニメーション制作を『鉄コン筋クリート』『海獣の子供』などのSTUDIO4℃が手掛ける。
今回、オープニング主題歌にロックバンドL'Arc-en-CielのボーカルであるHYDEの起用が決定。HYDE主宰のハロウィンイベントのテーマ曲としても人気の「HALLOWEEN PARTY」に子どもたちのコーラスを加えて、新たに「HALLOWEEN PARTY -プペルVer.-」としてアレンジ。ハロウィンの日の物語が描かれる本作にマッチした楽曲に仕上がっている。
西野は「ハロウィンソングの中で『HALLOWEEN PARTY』がぶっちぎりでめちゃくちゃ良いと思っていて、絵本を書く時もこの曲にあて書きでオープニングシーンを書いていました」と絵本制作時を振り返りつつ「やっぱりこの曲でこの物語は始まってもらわないと困ると思っていたので、オファーを快諾してくださったと聞いて本当に嬉しかったです」と喜びを明かす。一方のHYDEも絵本「えんとつ町のプペル」の読者だったということで「脚本や絵コンテを見せていただいて、この町でこの曲が流れている雰囲気、えんとつ町の住人が踊っている様子を意識してみんなで意見を出し合ってアレンジをしていきました」とコメントしている。
楽曲は10月16日より配信予定。また、先日公開された「プペルダンスMV」の振付も担当している振付師のakaneが本楽曲に合わせて踊る「ハロウィン・スモーキーダンス」の振付を担当し、その制作過程を収めたメイキング映像も公開。えんとつ町の住人たちの絵コンテがモーション・キャプチャーによって命を吹き込まれていく様子を確認することができる。(編集部・大内啓輔)
HYDE(L'Arc-en-Ciel)コメント
元々「えんとつ町のプペル」が大好きだったので、今回オファーをいただいて本当に嬉しかったです。
脚本や絵コンテを見せていただいて、この町でこの曲が流れている雰囲気、えんとつ町の住人が踊っている様子を意識してみんなで意見を出し合ってアレンジをしていきました。ハロウィンがまだ日本に定着してない頃からハロウィンイベントを演っていて、ハロウィンに相応しい楽曲を自分の中で構想して作り上げたのが「HALLOWEEN PARTY」という楽曲です。この曲には僕の夢が詰まっていて、この楽曲を超えるハロウィンソングを作るのは正直難しいなと思っていたところに、今回のオファーがあったので、もう完璧じゃないかと思いました。
『映画 えんとつ町のプペル』は今までに無い独特な世界観で、クオリティーも本当に高く、この作品に参加できたのは本当に光栄です。
西野亮廣コメント
ハロウィンソングの中で「HALLOWEEN PARTY」がぶっちぎりでめちゃくちゃ良いと思っていて、絵本を書く時もこの曲にあて書きでオープニングシーンを書いていました。オープニング主題歌を決める時に「ハロウィンの曲を制作してこの曲を超えられるのか?」と思い、ダメ元で依頼をさせていただきました。やっぱりこの曲でこの物語は始まってもらわないと困ると思っていたので、オファーを快諾してくださったと聞いて本当に嬉しかったです。
「えんとつ町のプペル」の絵本を作っている時に、日本でハロウィンが盛り上り始めて、この先ずっと続く文化になると思いました。せっかく日本でハロウィンという文化が生きているんだから日本に寄せようと思い、元々ヨーロッパ風の町並みだったえんとつ町の風景を白紙に戻して、日本の建造物を意識して作り直しました。日本のハロウィンの爆発力って本当にすごいと思い、一緒に心中する覚悟でいました。
楽曲は間違いないです!! こういった形でお力をお借りしたので、それに見合うだけのものをきっちり作り上げ、お客様のところに届くまで頑張ります。