『ブラックパンサー』マイケル・B・ジョーダンがDC映画プロデュース
マーベル映画『ブラックパンサー』のキルモンガー役などで知られる俳優のマイケル・B・ジョーダンが、米ワーナー・ブラザースが製作するDC映画『スタティック・ショック(原題) / Static Shock』でプロデューサーを務めると The Hollywood Reporter ほか各メディアが報じた。
『スタティック・ショック(原題)』は、黒人クリエイターが集結していたマイルストーン・メディアが、DCを通じて出版したコミックが原作。電磁気を操る力を手にした黒人の少年バージルが、若手ヒーローのスタティックとなって活躍する姿を描く。8月にオンラインで開催された、DC FanDome 内で映画化企画が発表されていた。
映画は『黒い司法 0%からの奇跡』(2019)などを手掛けた、マイケルのプロダクション会社アウトライナー・ソサエティが中心となって制作される。報道に合わせてマイケルは、決意表明をするかのように、コミックの表紙画像を自身のTwitterにアップ。The Hollywood Reporter では、映画のヒット次第では、マルチプラットフォームに向けた新たなフランチャイズの構築が期待されると報じており、マイケルは、同サイトへの声明で「黒人のスーパーヒーローたちを中心とした、新たなユニバースの構築に携われることを誇りに思います。私たちのコミュニティーは、それに値するものです」と述べている。(西村重人)