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初映像化や蔵出しも!「金田一耕助大特集 2020」AXNミステリーで放送

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高倉健さん主演『悪魔の手毬唄』(1961)
高倉健さん主演『悪魔の手毬唄』(1961) - (C) 東映

 金田一耕助の初映像化から蔵出し・定番まで計11作品を放送する「金田一耕助大特集 2020」が、ミステリー専門チャンネル・AXNミステリーで11月23日(月・祝)朝6時から行われる。

映画『犬神家の一族』(2006)【画像】

 テーマは「時代と共に変化してきた金田一像」。終戦後から高度経済成長期に誕生した“モダン金田一”や、現在の定番である“袴姿の金田一”、70年代前半に誕生した金田一が登場しない異色作など計11作品を放送する。

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 記念すべき初映像化作品は、片岡千恵蔵さん主演の『三本指の男』(1947)。GHQ占領下の日本で誕生した金田一は、モダンでスマートなスーツ姿で無敵のヒーローとも言えるキャラクター像だった。池部良さん主演の『吸血蛾』(1956)では知的で都会的な金田一がファッションモデルの連続殺人事件に挑み、高倉健さん主演の『悪魔の手毬唄』(1961)では、当時まだ若手俳優だった高倉さんがサングラス姿でオープンカーを乗り回す、男前な金田一を演じている。

 原作「犬神家の一族」の舞台を現代に置き換え、金田一が登場しない異色のテレビドラマ「蒼いけものたち」は1970年に放送された。その後、石坂浩二さん主演の金田一シリーズの大ヒットにより、ボサボサ頭で袴姿の金田一像が定番となっている。その他の放送作品やタイムスケジュールの詳細はAXNミステリーのサイトで確認できる。一部の作品では、スカパー!無料放送も実施される。(清水一)

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