『ワイルド・スピード』第11弾で完結 ジャスティン・リン監督が続投へ
映画『ワイルド・スピード』シリーズが第11弾をもって完結すると、Deadlineが独占で報じた。第9弾『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』でシリーズに復帰したジャスティン・リン監督が、第10弾と完結編を手掛けるため、現在交渉に入っているという。
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2001年から始まった『ワイルド・スピード』シリーズは、凄腕ストリートレーサーが集結した強盗団が、凶悪な犯罪組織に立ち向かうカーアクション。シリーズを重ねるごとにカーアクションの迫力や規模が増していき、大ヒットシリーズへ成長。途中、主要キャストのポール・ウォーカーさんが交通事故で亡くなる悲劇があったが、出演者・スタッフ一となってシリーズは継続。第8弾『ワイルド・スピード ICE BREAK』は、世界累計興行収入12億3,600万5,118ドル(約1,297億円)を叩き出した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル105円計算)
同サイトによると、第10弾と完結編の撮影時期は不明。これまでシリーズを引っ張ってきたヴィン・ディーゼル(ドミニク役)を筆頭に、ミシェル・ロドリゲス(レティ役)、タイリース・ギブソン(ローマン役)、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス(テズ役)、ジョーダナ・ブリュースター(ミア役)、ナタリー・エマニュエル(ラムジー)、サン・カン(ハン役)といった主要キャストが戻ってくるという。
『ワイルド・スピード』は、メインシリーズが完結してしまうものの、スピンオフ映画などによって世界観が拡大している。ドウェイン・ジョンソン(ホブス役)とジェイソン・ステイサム(ショウ役)がメインの『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』続編や、女性キャラクターが主役のスピンオフ作品が企画中だ。
シリーズは現在、第9弾『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が控えている。当初は今年5月22日の全米公開を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で2021年5月28日に変更。日本公開は2021年を予定している。(編集部・倉本拓弥)