窪田正孝「エール」撮影終了に「裕一の人生をかけぬけました!」
NHKは、放送中の連続テレビ小説「エール」(月~土、総合・午前8時~ほか)が、およそ13か月にわたる撮影を10月29日に終了したことを発表した。主人公・古山裕一役を務める窪田正孝は、「裕一の人生をかけぬけました!」コメントを寄せている。
実在の作曲家・古関裕而さんと、歌手としても活躍した妻・金子さんをモデルに、作曲家の古山裕一(窪田)と妻の音が、夫婦二人三脚で数々のヒット曲を生み出していく物語を描く本作。音役を二階堂ふみが担っている。
昨年9月から撮影に入り、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2か月半にも及ぶ撮影休止期間を乗り越えたという窪田らキャストたち。当初は全130回(26週)、最終回は9月26日に予定されていたが、放送日程が見直しとなり、本編最終回は11月27日に放送される(11月28日は、最終週の振り返り放送)。
裕一を演じきった窪田は、「昨年の9月に撮影を始めて、学生服を着て撮影していたのが、昨日のことのように思えてなりません。まだ、終わった気がしないのですが、これから寂しさが来るのかな。1年間、朝ドラの主人公を演じたことでふみちゃんをはじめとする共演者、スタッフの皆さんとのすてきな出会いをいただき、今後の財産になりました!」と語っている。
また、制作統括・土屋勝裕は、「通常の撮影でも大変なのに、コロナ禍で撮影が中断、途中再放送でしのぐことになるという前代未聞の状況を乗り越えることができたのは、窪田正孝さんをはじめとするキャストの皆さんの熱意、そして『エール』に“エール”を送ってくださった視聴者の皆さんのご支援のおかげです」とキャストと視聴者に感謝していた。
また、杉咲花がヒロインを務める次期連続テレビ小説「おちょやん」は、11月30日から放送。現段階では、全体の放送回数は未定となっている。(編集部・梅山富美子)
コメント全文
■窪田正孝
主人公・裕一の人生をかけぬけました! 昨年の9月に撮影を始めて、学生服を着て撮影していたのが、昨日のことのように思えてなりません。まだ、終わった気がしないのですが、これから寂しさが来るのかな。1年間、朝ドラの主人公を演じたことでふみちゃんをはじめとする共演者、スタッフの皆さんとのすてきな出会いをいただき、今後の財産になりました! まだまだ「エール」には、ご覧いただきたいすばらしいシーンがたくさん出てきますので、最後までエールをよろしくお願いします。
■制作統括・土屋勝裕
窪田正孝さん、13か月の長期の撮影を、座長としてスタッフ・キャストを引っ張ってきてくださって、本当にありがとうございました! 通常の撮影でも大変なのに、コロナ禍で撮影が中断、途中再放送でしのぐことになるという前代未聞の状況を乗り越えることができたのは、窪田正孝さんをはじめとするキャストの皆さんの熱意、そして「エール」に“エール”を送ってくださった視聴者の皆さんのご支援のおかげです。こころより感謝申し上げます。コロナ禍でさまざまな困難に多くの方が直面している今ですが、互いに“エール”を送りあって支えあいながら乗り越えていけることを願っています。ドラマは、最後のクライマックスに向けまだまだ波乱万丈です。裕一と音、そして仲間たちの行く末を最後まで見守っていただければ幸いです。