「エール」高校球児役が話題!伊藤あさひに注目
NHKの連続テレビ小説「エール」(月~土、総合・午前8時~ほか)で高校球児を演じる俳優の伊藤あさひ(20)に注目したい。
窪田正孝が主演し、二階堂ふみがヒロインを演じる「エール」は、激動の時代に作曲家・古山裕一が妻の音とともに人々の心を音楽の力で勇気づけようと歩んでいく物語。伊藤は甲子園を目指す男子高校生であり、裕一(窪田)と音(二階堂)の娘である華(古川琴音)が思いを寄せる相手・竹中渉を演じている。
初出演となった朝ドラで高校球児を演じるにあたり、人生初の丸刈りにして撮影に臨んだ伊藤。野球は特技であり、裕一が作曲した「紺碧の空」や「栄冠は君に輝く」を実際に聴きながら生活するなどイメージ作りも入念に行ったという。
その伊藤は若手俳優の登竜門として知られる特撮作品「スーパー戦隊」シリーズ出身。2018年から翌年にかけて放送された「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」で夜野魁利/ルパンレッド役を務めて脚光を浴びた。
昨年に登場した自身のカレンダー発売記念イベントでは「朝ドラ出演」を俳優としての目標の一つに掲げていたが、それがはやくも叶い、「エール」に出演。先月末に初登場した際は、「ルパパト」での役名である“ルパンレッド”がTwitterのトレンド入り。当時の金髪姿とはがらりと印象を変えた、「エール」でのさわやかな高校生役は大きな反響を呼んでいる。
2000年生まれ、東京都出身の伊藤は、2017年にテレビドラマ「緊急取調室 SECOND SEASON」で俳優デビュー。テレビドラマ「4分間のマリーゴールド」、映画『私がモテてどうすんだ』などに出演してきた。2021年には人気漫画を実写化する「マイルノビッチ」がHuluで配信される予定だ。(編集部・小山美咲)