『ヘル・レイザー』ドラマ版に原作者も!クライヴ・バーカーが製作総指揮で参加
カルトホラー『ヘル・レイザー』を「ゲーム・オブ・スローンズ」などのHBO局がドラマシリーズ化する作品で、原作者でオリジナル映画の監督・脚本を務めたクライヴ・バーカーが製作総指揮を担当するとDeadlineなどが報じた。
【動画】シリーズ第9弾『ヘルレイザー:レベレーション』予告編
バーカーの小説「ヘルバウンド・ハート」が原作となっている映画『ヘル・レイザー』は、極限の快楽を得られるという奇妙なパズル・ボックスを巡るホラー作品。1987年にオリジナル映画が公開されてから、これまで10本の映画が製作されたほか、コミックブック化や、キャラクターが商品化されるなど人気シリーズとなった。
今回の決定についてバーカーは「『ヘル・レイザー』の神話に、新たな生命が宿ることに喜びを感じています。物語は、ルーツに回帰する時が来ました。僕は、ホラーの最もパワフルで古典的な要素である、われわれ人間の生活に侵入する最も暗黒な悪と、それに抵抗する力をいかに自分自身で見つけるかを新たな視聴者に提供できたらと切望しています」とコメントしている。
『ハロウィン』(2018)のデヴィッド・ゴードン・グリーン監督が数エピソードでメガホンを取る予定。脚本は、『マスク』の原作を手掛けたマーク・ヴァーヘイデン、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の監督で知られるマイケル・ドハティが執筆し、彼らは新たに参加することになったバーカーと共に製作総指揮も務める。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)