「七人の秘書」坂口拓、アクションなしで挑むドラマに「新鮮な感じ」
「ドクターX」の中園ミホが脚本を手掛ける、木村文乃主演のテレビ朝日系木曜ドラマ「七人の秘書」(毎週木曜・よる9時~)の第3話が本日放送。第1話にも登場した、アクション俳優のTAK∴こと坂口拓ふんする謎の男・黒木瞬介が本格的に動き出す。
「七人の秘書」は、銀行や警視庁、大学病院など、各分野の要人に仕える名もなき秘書たちが、世を正す“影の軍団”となり、わずかな報酬で弱者を救う痛快ドラマ。主人公・望月千代役の木村を筆頭に、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子が5人の秘書たちを、室井滋が元秘書の家政婦を、江口洋介が彼女たちの元締めを演じる。
坂口が演じる黒木は、“影の軍団”が関わった出来事の裏に何かを見出す、謎めいた雑誌記者。裏仕事をこなす秘書軍団のもとに現れては、突撃取材を試みるやっかいな存在でもあり、第3話で誰の前に現れ、何を聞き出そうとするのかも見どころとなりそうだ。
格闘術に精通し、大ヒット映画『キングダム』(2019)への出演や、アクション監督としても活躍する坂口だが、本作で挑むのは、いっさいアクションなしという新境地。出演を決めた理由について、YouTubeチャンネルも好評の坂口は、「最初にお話をいただいた時は“坂口”間違いをしているのかと思いました。でもこのドラマの撮影の裏側を私のYouTubeチャンネルで追いかけたら、いつも見てくれている方にウケるかも、とも思いました」と説明する。
現在は、雑誌記者という役どころに「今は、アクションなしの役をめちゃくちゃ新鮮な感じでやらせてもらっています」と刺激を受けている様子の坂口だが、やはり体がうずくのか「『本当にアクションはないのか?』とも思っております。やっぱり最後にはやるんじゃないですかね!?」と期待をのぞかせている。
第3話の舞台となるのは、影の軍団の一人、パク・サラン(シム・ウンギョン)が病院長秘書を務める大学病院。病院内で権力を振りかざす院長と、その息子の陰謀に巻き込まれた内科医を救うため、千代たちが暗躍する。劇中では、サランの複雑な過去も明らかに。彼女の高校時代も描かれ、ウンギョンは学生服姿も披露している。「今回は、常に明るいサランの中にある“孤独さ”を表現してみました」というウンギョンは「今までのサランとは少し違う雰囲気をお見せできると思います。楽しみにしていてください」と語っている。(編集部・入倉功一)