神山健治、新作アニメは青春社会派クライムアドベンチャー!WOWOWで2022年放送
株式会社WOWOWは5日、アニメ「攻殻機動隊」「東のエデン」シリーズなどの神山健治監督が監督・脚本を務める、長編オリジナルアニメーションの制作を発表した。2021年4月に迎えるWOWOWの開局30周年記念作品となり、放送は2022年を予定している。
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緻密なシナリオと現実社会を反映した独自の未来観、そして、新しいテクノロジーを取り入れたリアルなアニメーションによって、熱烈な支持を集める神山監督。現在は脚本作業中のため新作のタイトルは未発表だが、内容は「青春社会派クライムアドベンチャー」になるという。
「長年温めてきた構想や、これまでの歩みの中で出会った風景、そして人々の生活に大きな変化をもたらした2020年。そのあらゆる経験をもとに、新しく生まれてくるアイデアを大切にしながら、現在脚本を執筆してます」という神山監督。本格的な制作に入るにあたり、「信頼するスタッフの皆さんと思いを共有しながら、さらにアイデアを練り上げていきます」と意気込む。
制作は『毛虫のボロ』『天気の子』などのCG制作に携わるクラフター。2022年の放送に向けて、神山監督は「本作品は、縁あってWOWOWの開局30周年記念番組としてお贈りすることになりました。まだ内容をお伝えすることはできませんが、どんな物語になるのか、ぜひ楽しみにお待ちください」と語っている。(編集部・入倉功一)