「鬼滅の刃」台湾でも大ヒット!アニメ映画歴代1位の初動
日本で大ヒット中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が台湾でも公開され、初日3日間の興行収入が、『アナと雪の女王2』や『君の名は。』を越えて、台湾におけるアニメーション映画の初動興行収入で歴代1位を獲得したと配給が発表した。
日本国内において史上最速で興収100億円を突破し、初日から17日間で動員1,189万人、興収157億円を突破するなど、驚異的な数字をマークしている本作。その人気は台湾にも広まり、10月30日の上映開始から3日間の興収が1億1,700万台湾ドル(約4億3,000万円・1台湾ドル3.65円計算)、累計動員数は約47万人に達したという。
一部の映画館では、初日に57回も上映されたといい、台湾で同作を配給する Muse Communication 社は「初動で1億台湾ドルをこえるとは想像もしませんでした。作品を担当させていただきとても光栄です。台湾で新たな歴史を作っていきたいと思います」とコメント。本日6日から8館でIMAX版の上映が開始されるほか、吹替版の上映も決定したとのことで、さらなる伸びが期待される。
「鬼滅の刃」は、「週刊少年ジャンプ」で連載され、2019年のテレビアニメ化で話題となった、吾峠呼世晴の人気コミックが原作。人を喰らう鬼がすむ大正時代の日本を舞台に、主人公の竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が、家族を殺した鬼を討ち、鬼となった妹を元に戻すため、鬼狩り専門の組織・鬼殺隊に入隊し、“鬼狩り”の道へと進む姿を描く。(数字は配給発表)(編集部・入倉功一)
映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は全国公開中