仮面ライダー雷・山口大地、日本版「24」でテロリスト役「物語に苦みを与える存在」
特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」で雷/仮面ライダー雷を演じた山口大地が、大ヒット海外ドラマの日本リメイク版「24 JAPAN」(テレビ朝日系、毎週金曜よる11時15分~)に出演することが明らかになった。
本作は「24 TWENTY FOUR」シーズン1をベースに、日本版ジャック・バウアーこと獅堂現馬(唐沢寿明)が、女性総理候補・朝倉麗(仲間由紀恵)の暗殺計画を阻止するためにテロリストと戦うサスペンスドラマ。山口は13日放送の第6話より、テロリストの一員である市来三次役で出演。公開された場面写真には、誘拐された獅堂の娘・実有(桜田ひより)に銃を突きつける様子が収められている。
2011年に俳優デビューを果たした山口は、「匿名探偵」「町医者ジャンボ!!」といったドラマや、舞台「戦国 BASARA4」「宝塚BOYS」などで活躍。2019年3月には特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」のスピンオフ「RIDERTIME 仮面ライダー龍騎」で仮面ライダーベルデに変身、続く同年9月から放送された「仮面ライダーゼロワン」でもサイバーテロリスト・滅亡迅雷.netの一人である仮面ライダー雷役を務めるなど、1年に2体の仮面ライダーに変身したことで話題となった。
出演にあたり、山口は「『24 TWENTY FOUR』といえば、海外ドラマが流行するきっかけとなった、と言っても過言ではないほど世界的に注目された作品です。その作品を現代、そして日本版としてリメイクし、出演者として参加させていただけると聞いた時、胸が躍る思いでした」とコメント。自身が演じる市来について「神林(高橋和也)率いる組織の構成員なのですが、原作とは少しテイストの違う役どころになっています」と説明し、「最近まで演じていた作品と同じくヒールな立ち位置とはいえ全く違った癖のあるキャラクターなので、物語に苦みを与える存在でありたいです」と意気込んでいる。(編集部・倉本拓弥)