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松岡昌宏、ハードボイルド・サスペンスドラマに主演!「新しいステップになれば」

松岡昌宏がハードボイルド・サスペンスに!
松岡昌宏がハードボイルド・サスペンスに!

 松岡昌宏が、ハードボイルド・サスペンス「密告はうたう 警視庁監察ファイル」でWOWOWドラマ初出演&初主演することが決定した。本作は、WOWOWプライムにて2021年放送予定だ。

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 原作は、新聞社勤務などを経て、「見えざる網」で第33回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビューを果たした伊兼源太郎による小説。監督は「連続ドラマW 殺人分析班」シリーズなど数多くのクライム・サスペンス作品を手掛けてきた内片輝。脚本は「連続ドラマW 悪党 ~加害者追跡調査~」の鈴木謙一、音楽は『見えない目撃者』の大間々昂が担当する。

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 松岡が演じるのは、4万人を超える警視庁職員の不正を突き止める警視庁人事一課(通称:ジンイチ)監察係に所属する警察官・佐良正輝。ジンイチは、警察内部の規律を守るため同じ警察官を疑い、見張り、時には告発する警察の中の警察だ。

 佐良は、ある事件の捜査中に後輩刑事を殉職で失い、捜査一課からジンイチに異動。同僚からは裏切り者と敵視されながらも孤独に業務をこなすが、一通の密告文をきっかけに、かつての同僚・皆口菜子の監察を命じられる。皆口の尾行(行動確認)を進めるうちに、ある未解決事件の真相と、警察内部に潜む深い闇にも辿り着く。

 松岡は、本作のオファーを受けたときについて「題材にとても興味がわき、久しぶりの社会派ドラマで、かつ初めてのWOWOWドラマ作品ということもあり、自分の新しいステップになればいいなという思いを感じて参加させていただきました」と振り返っている。

 また、佐良が監察対象者を行動確認(通称:コウカク)しているシーンの場面カットも公開された。周囲に溶け込むような目立たない格好に身を包み尾行しながら、険しい表情で証拠を収めるためカメラを構えている姿が印象的なカットとなっている。(編集部・梅山富美子)

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コメント全文

■松岡昌宏
Q:本作のオファーを受けたときの気持ちは?
題材にとても興味がわき、久しぶりの社会派ドラマで、かつ初めてのWOWOWドラマ作品ということもあり、自分の新しいステップになればいいなという思いを感じて参加させていただきました。

Q:脚本を読んだときの印象や、演じる佐良正輝についての印象は?
一筋縄ではいかない、組織の闇みたいなものを感じました。佐良という男が背負っている、様々な苦しみや葛藤、そして周りを取り巻く人間関係、さまざまな謎に包まれている作品だと思います。時代と共に、変わっていく佐良という男の考え方、物の捉え方、その辺りにとても深いものを感じます。

Q:映像化を通じて届けたい想いや、視聴者へのメッセージ
とてもリアルで、変に飾らない、まっすぐ正面から捉えた作品になっていると思います。現場もいろいろと試行錯誤をし、監督をはじめスタッフ、キャストで何度も何度もディスカッションを重ね、その場その場でそのシーンを大切に作っています。観ていただく方々にそのリアリティーが伝わると信じて、作品に挑んでおります。1人でも多くの方に観ていただけたら嬉しいです。

監督:内片輝
Q:実写ドラマ化するにあたっての気持ちは?
ハードボイルドとはなにか? 身を挺して悪に立ち向かい、弱いものには優しく、しかし人知れず傷つく繊細な生き方。ザラザラした「色気」と「不器用」さの共存する街、人、あるいは、組織。時代によってその定義は変わるかもしれないが、「密告はうたう」には、間違いなくハードボイルドな魅力が詰まっている。そして佐良を演じる松岡昌宏の背中には、そんな色気と不器用さが同居している。撮影の最中、刹那にみせる横顔は、主人公そのものじゃないか! と、どきりとさせられる。「密告はうたう」と「佐良」との出会いが、松岡昌宏の魅力をさらに引き出すに違いない。そんな佐良と彼の生きる世界を、多くの人に楽しんでもらいたい。

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■原作:伊兼源太郎
Q:実写ドラマ化すると聞いたときの気持ちは?
ドラマ化の打診を受けたとき、なにかの間違いだろうと驚きました。小説では内面描写を多用していますし、警察の監察係という舞台も一般には馴染みの薄い世界だからです。しかし話が進むにつれ、驚きは期待感になり、胸が高鳴りました。圧倒的な熱量の企画書、時間を忘れて読みふけった脚本、小説執筆時のイメージ以上に登場人物像にぴたりと合致する松岡昌宏さんをはじめとする豪華キャスト陣。そこに襲ってきたのが新型コロナの流行です。予定通りのスケジュールで制作すると聞いた際は、関係者の方々が無事に撮影を終えられるのを祈るばかりでした。信じたい相手を信じられない状況に置かれた場合、人はどんな行動をとれるのか。キャストとスタッフの皆様が作り上げる「密告はうたう」の映像世界を観るのが、いまから楽しみでなりません。

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