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『ホーム・アローン』監督、リメイクに否定的「時間の無駄」

リメイクは必要? 『ホーム・アローン』
リメイクは必要? 『ホーム・アローン』 - Twentieth Century Fox / Photofest / ゲッティ イメージズ

 マコーレー・カルキンが子役時代に主演した映画『ホーム・アローン』(1990)のリメイクが企画されている件について、オリジナル版を手掛けたクリス・コロンバス監督が、Insiderのインタビューで批判した。

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 『ホーム・アローン』は、休暇中にたった一人で家に残された男の子が、泥棒コンビをあの手この手で撃退する姿を描く大ヒットコメディー。リブート版は、動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)用のコンテンツとして制作され、『ジョジョ・ラビット』のアーチー・イェーツが主演を務めると報じられている。

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 企画にかかわっていないというコロンバス監督は、Insiderの映画30周年にまつわるインタビュー内で、リメイクは「僕に言わせれば時間の無駄」と発言。『ホーム・アローン』のように長く愛されている映画をリメイクする必要はないと考えているといい、「二匹目のドジョウを狙うようなもの。絶対に同じ事は起こりえない。なのになぜやるんだ?」と批判。ディズニーアニメの実写化が続くことへの皮肉を込めながら「もう終わったことなのに、やる意味があるのかい? 自分の作品をやるべきだよ。例え惨めに失敗したって、少なくとも何か独創的なものを生み出せたことに変わりはないじゃないか」と語っている。

 コロンバス監督は、続編の『ホーム・アローン2』(1992)も手掛けているが、そのことも「非難されるべき」と考えているようで「あれは基本的に『ホーム・アローン』のリメイクみたいなもの。本当に存在する必要はあるのか? 確かにいくつかのスタントには大笑いした。しかし、やるべきじゃなかったと思っている」。またライアン・レイノルズが、大人向けのR指定版『ホーム・アローン』を製作することも報じられているが、こちらも興味はない様子。「楽しんで。僕は何か新しいことをするよ。人生は短い」と語ったという。(編集部・入倉功一)

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