C-3PO俳優アンソニー・ダニエルズ「マンダロリアン」出演希望
映画『スター・ウォーズ』シリーズの人気キャラクター、C-3POを演じる英国俳優のアンソニー・ダニエルズが、動画配信サービスDisney+ (ディズニープラス)で配信中のスピンオフドラマ「マンダロリアン」に出演したいと SYFY WIRE のインタビュー内で明かしている。
C-3POは、金色のボディーと神経質なおしゃべりが特徴的な、600万を超える言語を操るプロトコル・ドロイド。相棒のドロイド・R2-D2との絶妙な掛け合いが人気を博し、エピソード4にあたる『スター・ウォーズ/新たなる希望』(1977)から、昨年公開された完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)までの全9作品に登場し、アンソニー自身は、スピンオフを含めた全ての映画作品に出演している。
一方の「マンダロリアン」は、戦闘集団マンダロリアンの一員である賞金稼ぎと、ヨーダ種の子供ザ・チャイルドの旅を描くドラマシリーズ。エピソード6にあたる『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』から5年後が舞台とあって、旧三部作を思い出す描写や惑星、懐かしのキャラクターやガジェットが登場する。
そんな同作への出演について、「電話を待っているよ」と同サイトに明かしたアンソニーは、製作総指揮のデイヴ・フィローニに呼びかけるように「今のところ私の電話は沈黙している。聞いてるかい? デイヴ・フィローニ」と語ると、「公平に言えば、C-3POは正しいタイムゾーンに存在しなくてはならない、彼はどこか後ろに追いやるには大きすぎる存在だから……そして、マンダロリアンは素晴らしい。とてつもない価値があり、膨大な視聴者を集めている」とシリーズを絶賛。そのうえで「ある特定の火花ような、輝きのようなものが欠けているだけだと思います」と続けると「それを与えられるのがC-3POとデイヴ・フィローニです」と小粋なジョークで出演を希望した。
スカイウォーカー家の物語は『スカイウォーカーの夜明け』で完結したが、アンソニーは、Disney+で配信がスタートしたオリジナルアニメーション「LEGO スター・ウォーズ/ホリデー・スペシャル」でもC-3POの声を担当。一生付き合っていくことになると語っており「デイヴ・フィローニのような人が電話をくれる限りね」と念押しも忘れていない。
「マンダロリアン」は現在シーズン2が展開中で、ボバ・フェットやアニメーションシリーズの人気キャラクター、アソーカ・タノが登場するとも報じられている。すでにシーズン3の製作も決定しているため、C-3POが登場することがあるかもしれない。(編集部・入倉功一)