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『AKIRA』12月4日からドルビーシネマ上映決定!

『AKIRA』が2020年に再び劇場上映
『AKIRA』が2020年に再び劇場上映 - (C)1988 マッシュルーム/アキラ製作委員会

 大友克洋が監督した長編アニメーション『AKIRA』(1988)が、12月4日より全国7館に導入されている、ドルビーシネマで劇場上映されることが明らかになった。

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 『AKIRA』は、第3次世界大戦から復興しつつある、翌年にオリンピックを控えた2019年のネオ東京を舞台に、軍事機密「アキラ」をめぐる争いに巻き込まれる不良少年たちを描いた作品。製作期間3年、総制作費10億円をかけて、大友が自身の原作コミックを映画化。使用セル画15万枚にも及ぶ緻密なアニメーションと、破壊と復興が同居する近未来ビジュアルは、世界中のクリエイターに影響を与え続けている。

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  今回の上映にあたり、35mmマスターポジフィルムから4Kスキャンされた映像を、明暗の差をよりダイナミックに表現できるHDR技術「Dolby VisionTM(ドルビービジョン)」でリマスターし再構築。従来のフォーマットでは潰れてしまっていた明るい光や、深いディテールを表現することで、没入感あふれる映像体験を提供する。音声はすでに上映されたデジタルリマスター版と同じ仕様となる。

 上映劇場は、丸の内ピカデリー(東京)、T・ジョイ横浜(神奈川)、MOVIXさいたま(埼玉)、ミッドランドスクエアシネマ(愛知)、MOVIX京都(京都)、梅田ブルク7(大阪)、T・ジョイ博多(福岡)の7館。今年4月にも4Kリマスター版が全国のIMAXシアターで上映された『AKIRA』だが、今回の上映は、映画と現実が合致したような日本で同作を体験できる、最後の機会となりそうだ。(編集部・入倉功一)

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