スパイク・リー監督、バイアグラが題材のミュージカルを制作
映画『ドゥ・ザ・ライト・シング』『ブラック・クランズマン』のスパイク・リー監督が、バイアグラを題材にしたミュージカルを手掛けることが決定したと、Deadlineほか複数メディアが報じている。
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本作は、2018年にデヴィッド・クシュナーがエスクワイア誌に執筆した記事「All Rise: The Untold Story of the Guys Who Launched Viagra」を基に、The Entertainment One Film が映画化を進めているタイトル未定の作品。勃起不全治療薬として世界で初めて製品化された医薬品「バイアグラ」の起源をたどる物語で、リー監督が英国の劇作家で俳優としても活躍するクワメ・ケイ・アルマーと共に脚本を共同執筆。トニー賞を受賞したミュージカル「Passing Strange」のスチュー・スチュワートとハイジ・ローデヴァルトが楽曲を手掛ける。
子供の頃、ミュージカルが嫌いだったリー監督は、亡くなった母ジャクリーン・シェルトン・リーさんに強制的に映画館でミュージカルを見せられたことからミュージカルが好きになったことに感謝し、母はそのミュージカル映画を待ち望んでいるとDeadlineにコメントを残している。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)