Zoom交霊会の恐怖描く…『ズーム/見えない参加者』1月日本公開
全編ビデオ会議アプリ「Zoom」で制作されたZoomホラー『Host』の邦題が『ズーム/見えない参加者』に決まり、2021年1月15日より日本公開される。
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新型コロナウイルスによってロックダウン中のイギリスを舞台に、Zoomを介して死者と交信を行う「Zoom交霊会」を始めた6人の男女に、次々と不可解な現象が起こるさまを描いたホラー。安全なはずのステイホームも悪霊の前では機能せず、ロックダウン下では外に出ることもできない。彼らは暗闇に潜む何かから逃れることができるのか……?
メガホンを取ったのは、17才で初長編監督を務めた『Strings』(2012)で英国インディペンデント映画賞レイダンス賞を最年少受賞した逸材ロブ・サヴェッジだ。サヴェッジが実際にオンライン飲み会で仕掛けた“恐怖のいたずら”を自身のTwitterで投稿したところ、米ホラー映画配信サービスShudderで映画化が決まり、その出来栄えは低予算ホラーのヒットメーカーであるジェイソン・ブラムが絶賛するほど。企画から公開までわずか12週間で仕上げたサヴェッジの手腕は評価され、ブラムの制作会社ブラムハウス・プロダクションズと今後3作を制作する契約まで結んでいる。
鑑賞料金は一律1,000円。撮影前のリハーサルで行った「交霊会」では俳優の身に実際に心霊現象が起きたといい、その模様も本編終了後、約5分間のメイキング映像として鑑賞できる。(編集部・市川遥)
映画『ズーム/見えない参加者』は2021年1月15日より新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン、シネクイントほか全国公開