佐藤勝利、上田竜也ら5人が朝井リョウ原作のオムニバスドラマで主演!
黒島結菜、葵わかな、佐藤勝利、田中麗奈、上田竜也の5人が、2021年3月から放送される1話完結のオムニバスドラマ「WOWOWオリジナルドラマ 世にも奇妙な君物語」(全5話)で主演を務めることが決定した。佐藤と上田はWOWOWドラマ初出演となる。
原作は、「桐島、部活やめるってよ」で第22回小説すばる新人賞を受賞し、「何者」で第148回直木三十五賞を戦後最年少で受賞した朝井リョウの「世にも奇妙な君物語」(講談社文庫刊)。朝井作品がWOWOWでドラマ化されるのは、本作が初となる。
物語は、フリーライターの田上浩子(黒島)が、社会人の男女4人が暮らすシェアハウスの潜入取材を試みる「シェアハウさない」、コミュニケーション能力促進法という法律のもと、大学生の谷沢知子(葵)が能力調査会に挑む「リア充裁判」、幼稚園教諭の金山孝次郎(佐藤)が、子どもが生き生きとする幼稚園作りを目指して奮闘する「立て! 金次郎」、ネットユーザー向けのニュースライター、本田香織(田中)がこれまでの自分を肯定しようと必死にあがく「13.5文字しか集中して読めな」、役者の淳(上田)が見た目も年齢も性別もバラバラな6人の男女と、ある大物演出家の主演オーディションに挑む「脇役バトルロワイアル」の全5話からなる。
あわせてポスタービジュアルも公開された。岐路の先に5つのドアがあり、ミステリアスで奇妙な雰囲気が印象的なデザインとなっている。(編集部・梅山富美子)
主演キャストコメント
■黒島結菜
今回は監督から直接、私にぴったりな役があるということでこのお話をいただきました。世にも奇妙な物語をWOWOWで! 面白そう! やります! というかんじだったのですが、改めて企画をみると、世にも奇妙な君物語! 君!? ますます惹かれました。予想を裏切られたと同時に、どこにもやり場のない気持ちがじっとりと残って、そのゾクゾクしたものが撮影現場にもあり、とても不思議な体験でした。この気持ちを皆さんにも楽しんでいただけたら嬉しいです。
■葵わかな
出演させていただいた「リア充裁判」は本当に不思議なお話で、台本を読んだ時から常に? マークが頭にあるような感覚でした。わかるような気もするし、わからないような気もするし……。そんな「奇妙な」感覚に囚われたまま撮影をしていたのを覚えています(笑)。設定もリアルなようでリアルじゃないようで……。でもやっぱり、現代の若者たちがどこかで感じていることが表現されているんだと思いながら、演じていました。観てくださる方にも「奇妙な」感覚に囚われながら、楽しんでいただけたらと思います!
■佐藤勝利(第3話
第3話は奇妙な中に温かさがあるストーリーです。子どもたちとお芝居するのが初めてだったので、楽しかったし、とても刺激をもらえた撮影でした。そして、今回、WOWOWのドラマには初めて出させていただきました。現場の雰囲気もとても温かかったですし、朝井さんの原作がインパクトのある作品なので、その中にいるキャラクターをWOWOWドラマで演じられて、醍醐味を感じながら撮影に臨めました。ぜひ全話観て欲しいと思います!
■田中麗奈
今回演じる女性は、お母さんだけど仕事も大好きな出版業界で働くキャリアウーマン。自分が世間の注目を集める記事を書いているんだ!という優越感や、憧れの先輩より成績が良いのを聞いて、かなり浮き足立っている状態。更に、夫の浮気を疑ったり、自分も浮気心が芽生え始めたりと、とにかく刺激がいっぱいで、ただただ演じてて楽しかったです。そして最後はゾッとする展開も! 自覚なく奇妙な物語への道筋を歩いてる人間の様子をご覧いただきたいです。
■上田竜也
脚本を読ませていただき、ある意味でとても役者のリアルな気持ちを描いているなと感じました。視聴される方は役者のあるあるを覗いている感じで、すごく面白いのではないかなと思います。上を目指し続ける役者の気持ちや、世代交代の中をもがくいろいろな役者のリアルが詰め込まれている作品になっていると思いますので、ぜひお楽しみください。