マーベル、チャドウィック・ボーズマン誕生日に『ブラックパンサー』仕様のOPロゴ公開
マーベルスタジオは、今年8月に大腸がんのため亡くなった、チャドウィック・ボーズマンさんの44歳の誕生日となる11月29日に合わせて、映画『ブラックパンサー』仕様となった、米Disney+ (ディズニープラス)向けのオープニングロゴ映像を公開した。
マーベル映画では、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のヒーローたちのイメージを使用した、イントロ映像が冒頭に流されている。マーベルスタジオの公式Twitterでも公開されている今回の映像では、それらのイメージが、マーベル作品におけるブラックパンサーやチャドウィックさんとなった、特別仕様となっている。
この映像は、米ディズニープラスで配信されている『ブラックパンサー』にアタッチされるもので、ウォルト・ディズニー・カンパニー会長のボブ・アイガーは、Twitterで「全ての『ブラックパンサー』ファンの皆さまへ、今夜ディズニープラスで映画をご覧ください。私たちの心に寄り添い、これからもずっと大切な存在であり続ける人への特別なトリビュートをお届けします」とツイートしている。
チャドウィックさんは、死の1週間前まで、回復して『ブラックパンサー』の続編に出演することを信じていたという。The Hollywood Reporter によると、続編は2021年7月よりアメリカ・アトランタで撮影に入る予定で、ティ・チャラの妹シュリを演じるレティーシャ・ライトさん、ティ・チャラの幼馴染ナキア役のルピタ・ ニョンゴさん、エムバク役のウィンストン・デュークさん、ラモンダ役のアンジェラ・バセットさんら前作キャストが続投。主演が不在の続編ではシュリの役割が前作より大きくなるという。スタジオの重役は、アルゼンチンのメディアClarinに対して、最新の映像技術でチャドウィックさんを復活させる考はないと答えている。(編集部・入倉功一)