重岡大毅「教場II」で木村拓哉と初共演!髪を刈り上げ生徒役
ジャニーズWESTの重岡大毅が、木村拓哉主演のSPドラマ「教場II」(フジテレビ系、1月3日・4日21時~二夜連続)に出演することが明らかになった。警察学校の生徒役を務める重岡は、役作りのため、髪を刈り上げ短髪に。本作で事務所の先輩・木村と初共演を果たす重岡は、「いろいろな先輩と共演させていただくたびに緊張感がありますが、木村さんとの共演は特に独特の緊張感がありました」と語っている。
作家・長岡弘樹の警察小説が原作の「教場」は、警察学校が誇る冷徹で“最恐”の鬼教官・風間公親(木村)と、彼の下に集った生徒たちの姿を描いたドラマ。前作では、“風間教場”でさまざまな葛藤や秘密を抱えた生徒が、教場で巻き起こる事件を乗り越え、卒業していくまでが語られた。
重岡が演じるのは、クラストップを意味する総代の位置を争う優秀な199期生徒・出馬求久(いずま・もとひさ)。同じ199期の石上史穂(いしがみ・しほ/上白石萌歌)と日々切磋琢磨していたが、ある授業をきっかけに、彼ら199期に悲劇が巻き起こってしまう。長らく休学し、200期の生徒として復学する石上が、なぜ休学してしまったのか。出馬はその真相に深く関わる人物でもある。
出演が決まった際、第一に木村の顔が浮かんだという重岡は「同じ事務所の後輩として一度は共演したいと思っていた先輩なので、“よっしゃ! 初共演や!”って(笑)。メンバーにも出演が決まった話をしたら“よかったやん!”ってみんな喜んでくれました」とコメント。「前作を見ていて、映像からピリピリとした雰囲気は伝わってきていたので、それを現場で直接味わうことができて、貴重な経験をさせていただきました」と独特な緊張感のなかでの撮影を振り返った。
警察学校の生徒役ということもあり、役作りで髪を刈り上げた重岡は「警察学校の生徒は髪が耳にかかってはいけないということで、思い切って刈り上げました! 僕は短髪が好きなので、全然問題なかったです」と気合十分で撮影に臨んだという。本人も完成版のオンエアを待ち望んでおり、「いろんな話が詰め込まれていて、すごくぜいたくな作品だと思いますので、ずっと引き込まれっぱなしになると思います。とにかく僕も早く見たいです!(笑)」とアピールしている。
プロデューサーの渡辺恒也は「明るさの中に繊細さやもろさを抱える出馬というキャラクターを表現して、新たに“199期教場”に参加してもらうとしたら誰か……と考えた時に、以前それぞれが仕事でご一緒させていただいた縁もあり、スタッフの総意で出演をオファーすることになりました」と重岡の出演経緯を明かすと共に、「直感に裏打ちされた瞬発力のあるお芝居で、教場の世界観にすっと溶け込んでもらえて、『教場II』の物語にさらなる奥行きを与えてくれたと思います」と評価している。(編集部・倉本拓弥)