『エクソシスト』続編、監督はデヴィッド・ゴードン・グリーンで交渉中
映画『スモーキング・ハイ』『ハロウィン』のデヴィッド・ゴードン・グリーン監督が、1973年の名作ホラー映画『エクソシスト』の続編で、監督交渉に入ったとObserverが報じている。
本作は、『パラノーマル・アクティビティ』シリーズ、『インシディアス』シリーズを手掛けたブラムハウス・プロダクションのジェイソン・ブラムとモーガン・クリーク・プロダクションのデヴィッド・ロビンソンとジェームズ・ロビンソンが共同で製作する予定の作品。
1973年に公開されたオリジナル映画は、1971年に出版された作家ウィリアム・ピーター・ブラッティの同名小説を、『フレンチ・コネクション』のウィリアム・フリードキンが映画化した作品。そのストーリーは、12才の少女に取り付いた悪魔と二人の神父の戦いを描いたもの。キャストには、エレン・バースティン、マックス・フォン・シドー、ジェイソン・ミラーなどが出演していた。ホラーの金字塔となったオリジナル作品は、アカデミー賞作品賞に初めてホラー作品としてノミネートされた作品となり、その年のアメリカでの興行収入ナンバーワン作品にもなった。
これまで『エクソシスト』の続編として、1977年に『エクソシスト2』、1990年に『エクソシスト3』、そして『エクソシスト』の前日譚(たん)として『エクソシスト ビギニング』も製作されている。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)