エッフェル塔と結婚した女性の実話から着想!遊園地のアトラクションに恋した女性を描いた映画が登場
エッフェル塔と恋に落ち、実際に結婚したアメリカ人女性の実話から着想を得たという映画『恋する遊園地』(原題:Jumbo)の予告編が公開された。本作の主人公ジャンヌが恋するのは、遊園地の大型アトラクションだ。
ジャンヌは内気で、アトラクションのミニチュア作りが好きな女性。幼い頃から通ってきた遊園地の夜間スタッフとして働き始めた彼女は、そこで新たに導入されたアトラクション「ムーブ・イット」に出会う。こうこうと輝くライトに美しいメタリックのボディー、熱く流れる油圧のオイルといった全てに魅力されたジャンヌは、一目で恋に落ちてしまう。ある静かな夜、彼女が「“ジャンボ”って呼んでいい?」と語りかけると、ジャンボは彼女の想いに呼応するようにライトを灯して動き始め……。予告編には、ジャンヌがジャンボと心を通わせるも、母や同僚から理解されずに孤立していく姿も収められている。
ジャンヌ役を務めたのは、『燃ゆる女の肖像』も評判のフランス人女優ノエミ・メルラン。ジャンヌが恋に落ちるジャンボは、フランスで見つけたアトラクションを撮影地ベルギーへと移動させ、1年もの時間をかけてカスタマイズしたものになっている。ゾーイ・ウィットック脚本・監督作。(編集部・市川遥)
映画『恋する遊園地』は2021年1月15日より新宿バルト9ほかにて全国公開