平手友梨奈も笑顔!『ザ・ファブル』岡田准一の"猫舌"演技メイキング
岡田准一主演のアクションシリーズ最新作『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(2021年2月5日公開)から、共演者も思わず笑ってしまう、岡田の“猫舌”演技を収めたメイキング映像が公開された。
南勝久の人気コミックを原作に、ボスから誰も殺さずに一般社会で生きるように命令された暗殺者の奮闘を描く本作。岡田ふんする殺し屋・ファブルが、NPO団体の代表にして、裏では人から金をだまし取って命を奪う危険人物・宇津帆(堤真一)や、ある事件で救えなかった車椅子の少女・ヒナコ(平手友梨奈)と出会ったことから、大騒動に巻き込まれていく。
超スゴ腕の暗殺者として名を馳せるファブルだが、実は極度の猫舌。メイキング映像では、岡田が、最強の殺し屋の弱点をコミカルに演じるシーンが収められている。
公開されたのは、ファブルが、偽名の佐藤アキラとしてバイトしているデザイン会社に発注されたチラシを「子供たちを危険から守るNPO団体」代表の宇津帆に届ける場面。ファブルを気に入り主義主張をまくしたてる宇津帆と、その横で無表情にファブルを見つめるヒナコ。しかし、ファブルはどちらも意に介さず、熱々のコーヒー相手に悪戦苦闘。苦悶の表情を浮かべてのけぞる熱演に、カットがかかった瞬間、堤も平手も思わず笑ってしまう、仲睦まじい場面が映し出されている。
また、ファブルが、電話をしながらできたて熱々のたこ焼きと格闘するシーンも登場。たこ焼きを冷ましながら、真剣な表情で苦悶する岡田の姿が笑いを誘う。また最後には、ファブルと対峙する凄腕の殺し屋・鈴木(安藤政信)が、同じく真顔で電話をしながら、悠々とたこ焼きを頬張るシーンも。コワモテの殺し屋を熱演する安藤だが、カットがかかった瞬間に、こちらも思わず笑顔。本格アクションとシュールな笑いが同居する、本作らしいメイキング映像となっている。
本作にはそのほか、 木村文乃、山本美月ら前作『ザ・ファブル』(2019)のメンバーが出演。前作に続き江口カン監督がメガホンを取った。(編集部・入倉功一)