マイケル・B・ジョーダン『クリード』第3弾監督へ
映画『ロッキー』のスピンオフ『クリード』で主演を務める俳優のマイケル・B・ジョーダンが、シリーズ第3弾で監督を務めることを、共演者のテッサ・トンプソンが MTV News の動画インタビュー内で明かした。
テッサは、Amazon Prime Video で配信される新作『シルヴィ ~恋のメロディ~』のインタビュー内で、マイケルが米People誌の選ぶ今年の「最もセクシーな男性」に選ばれたことをジョーク交じりに賞賛。さらに、スタジオからの公式発表はないが、彼が『クリード』第3弾を監督することを認めた。撮影開始時期によるが、マイケルにとって、これが長編監督デビュー作となりそうだ。
マイケルは、自身のプロダクション会社アウトライナー・ソサエティで、映画『黒い司法 0%からの奇跡』(2019)などを製作。ワーナー・ブラザースが製作するDC映画『スタティック・ショック(原題) / Static Shock』でプロデューサーを務めることも報じられており、俳優以外でも活躍の幅を広げている。
『クリード』は、シルヴェスター・スタローン主演のボクシング映画『ロッキー』シリーズの主人公ロッキーが、ライバルにして親友のアポロ・クリードの息子クリードと、再びボクシングの世界に身を投じるさまを描いた作品。1作目の『クリード チャンプを継ぐ男』は『ブラックパンサー』のライアン・クーグラーが監督・脚本を手掛け、スタローンがジュエル・テイラーと共同脚本を担当した第2弾『クリード 炎の宿敵』ではスティーヴン・ケイプル・Jr監督がメガホンを取った。シリーズ第3弾では、ザック・ベイリンが脚本を執筆する。(編集部・入倉功一)