『リーサル・ウェポン』5弾、リチャード・ドナー監督が続投
映画『スーパーマン』『グーニーズ』『オーメン』などを手掛けてきた巨匠リチャード・ドナー監督が、人気シリーズ『リーサル・ウェポン』5弾のメガホンを取ると、The Telegraph のインタビューで明かした。
同シリーズのプロデューサーのダン・リンは、同シリーズ第4弾が公開されてから22年が経過した2020年1月に、前作のキャスト、メル・ギブソンとダニー・グローヴァーが戻ってくることを明かしていたが、その後、コロナ禍で製作の進展がなかったうえ、同シリーズを手掛けてきたドナー監督が高齢(90歳)のため、彼がメガホンを取ることは現実的ではないとも思われていた。
ドナー監督は同サイトで、シリーズ第5弾について「これが最後になる。この映画を終わらせることは僕の特権であり、実に興奮しているよ……ハハハ。これが最後になると約束するよ」と語り、自ら正式にメガホンを取ることを告げ、第5弾で同シリーズを終わらせることも報告した。
『リーサル・ウェポン』は、妻の死後に自暴自棄になっていた白人警官のマーティン・リッグス(メル)と、家族思いの黒人警官ロジャー・マータフ(ダニー)がタッグを組み、反発しあいながらも絆を育み事件を解決していくバディムービー。これまで同シリーズには、ジョー・ペシ、レネ・ルッソ、ジェット・リー、クリス・ロックなど豪華な顔ぶれが登場していた。
今のところ明確なストーリーは伝えられていないが、主要キャストのダニーによると、今日起きていることに関連性のあるストーリー設定になるようだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)