『ドクター・ストレンジ』続編撮影、英国ロックダウン影響で中断か
ベネディクト・カンバーバッチ主演のマーベル映画『ドクター・ストレンジ』の続編『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題) / Doctor Strange in the Multiverse of Madness』のイギリスにおける撮影が、再度のロックダウンの影響を受けているようだ。同作に出演する、スカーレットウィッチ役のエリザベス・オルセンが、トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ」内で近況を明かしている。
オルセンは、「Disney+ (ディズニープラス)」で1月15日から配信されるマーベルドラマ「ワンダヴィジョン」のPRを兼ねてロンドンからリモート出演。「この3か月で二度目のロックダウン経験です」と語ったオルセンは、司会者のキンメルから、現在『ドクター・ストレンジ』の撮影ができているのか尋ねられると、詳細については口を閉ざしつつ、医療現場のひっ迫が落ち着くまでは、仕事に戻れないと発言。「今は安全にすごしていて、こうして仕事ができてうれしい。隔離期間中もディズニーのおかげで忙しくしています」と答えている。
『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミがメガホンを取る『ドクター・ストレンジ』の続編は、コロナ禍においてもリモートワークでプリプロダクション(撮影準備)が進められていた。全米公開日は、2021年11月5日から2022年3月25日に延期されている。(編集部・入倉功一)