「ER」看護師マリク役、ディーザー・Dさん死去 55歳
米テレビドラマ「ER 緊急救命室」の全15シーズンにわたって看護師マリク・マクグラス役で出演したディーザー・Dさんが現地時間1月7日に亡くなった。55歳だった。
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TMZ.comによると、ディーザーさん(本名ディーロン・トンプソンさん)はロサンゼルスの自宅で意識不明の状態で発見されたとのこと。家族は心臓発作だと考えているらしいが、正式な死因はまだわかっていないという。ディーザーさんは2009年に6時間にわたる心臓手術を受けていたそう。
同ドラマで共演したノア・ワイリーはInstagramで追悼。「昨日、僕は大切な友人を亡くした。何百万人もの『ER 緊急救命室』ファンには看護師マリク・マクグラスとして知られるディーザー・Dが昨日の朝、亡くなった。僕が知っている誰よりも創造的でカリスマ性のある人だった。彼の前向きな考え方は僕らを暗い闇から何度も引き上げてくれた。寂しくなる。彼と残された彼の家族のために祈ってほしい」とつづっている。ほかにも、共演者のジュリアナ・マルグリーズ、メキー・ファイファーなどがSNSでディーザーさんをしのんだ。
ディーザーさんは、「ER 緊急救命室」のパイロット版から最終エピソードまで190話に登場したほか、映画『イン・ザ・ミックス』『クラウニング・ジュールズ(原題) / Crowning Jules』などに出演していた。(澤田理沙)