『銀魂 THE FINAL』1位スタート!『鬼滅の刃』は2位に
映画週末興行成績
土日2日間(1月9日~1月10日)の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、8日公開の『銀魂 THE FINAL』が初登場1位となった。昨年10月16日の公開以来、12週連続で1位を獲得していた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は2位となった。
『銀魂 THE FINAL』は「週刊少年ジャンプ」で連載された空知英秋による大ヒット漫画が原作のアニメの劇場版第3弾。地球滅亡が迫ろうとする中、坂田銀時が不老不死の異形の者と激しい戦いを繰り広げる。原作漫画のラストがベースとなり、監督の宮脇千鶴、ボイスキャストの坂田銀時役の杉田智和、志村新八役の阪口大助、神楽役の釘宮理恵ら、アニメ版、劇場版のスタッフ、声優陣が結集した。
上位は『銀魂 THE FINAL』の1位に譲るかたちで『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が1位から2位、『新解釈・三國志』が2位から3位、『映画 えんとつ町のプペル』が3位から4位、『劇場版ポケットモンスター ココ』が4位から5位に先週のランキングから1つずつランクを下げた。
新作では東山紀之が主演を務めた『おとなの事情 スマホをのぞいたら』が8位スタートを切った。イタリアのブラックコメディー『おとなの事情』を日本版にアレンジした作品で、1年ぶりに再会した3組の夫婦と独身の小山三平(東山紀之)が、互いのスマートフォンを見せ合うゲームを始めたことから、それぞれの秘密やうそが暴かれるさまを映し出す。常盤貴子、益岡徹、田口浩正、木南晴夏、淵上泰史、鈴木保奈美らが共演した。
ほか新作では『劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」《前編》』が初登場9位。アニメ「美少女戦士セーラームーン」の劇場版で、武内直子による原作コミックの4期「デッド・ムーン編」を前後編で描くアニメーション(『劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」《後編》』は2月11日公開)。月野うさぎらセーラー戦士が悩みや迷いを抱えながらも敵との戦いを繰り広げる。
今週は『43年後のアイ・ラヴ・ユー』『夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者』『パリの調香師 しあわせの香りを探して』『アースフォール JIU JITSU』などが公開される。(ランキング・数字などは興行通信社調べ)(編集部・海江田宗)
【2021年1月9日~1月10日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(初)『銀魂 THE FINAL』:1週目
2(1)『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』:13週目
3(2)『新解釈・三國志』:5週目
4(3)『映画 えんとつ町のプペル』:3週目
5(4)『劇場版ポケットモンスター ココ』:3週目
6(5)『約束のネバーランド』:4週目
7(6)『STAND BY ME ドラえもん 2』:8週目
8(初)『おとなの事情 スマホをのぞいたら』:1週目
9(初)『劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」《前編》』:1週目
10(7)『新感染半島 ファイナル・ステージ』:2週目