松村北斗、森七菜の意外な一面に感激「ステキな人だな」
松村北斗(SixTONES)と森七菜が20日、都内で行われた映画『ライアー×ライアー』完成報告イベントに出席、松村は撮影中に森の意外な一面を見て「ステキな人だな」と感激したエピソードを披露した。イベントには小関裕太、堀田真由、七五三掛龍也(Travis Japan/ジャニーズJr.)、耶雲哉治監督も出席した。
本作は、金田一蓮十郎の同名人気コミックを『MARS~ただ、君を愛してる~』などを手掛けた耶雲監督が実写映画化したラブストーリー。ちょっとした嘘から、義理の姉弟が恋愛関係になっていく姿をコミカルに描き出す。
松村にとって本作が本格ラブストーリー映画初挑戦。ラブコメに対して「壁ドンやドSなセリフを吐く」というイメージがあったようで「俺にはできない」と撮影前は身構えていたという。しかし台本を読んで、日常の些細なことでもキュンキュンときめくことができると理解し、「これなら自分が私生活でもやっていることかも」と自信を持って撮影に臨んだ。
さらに共演者の森も、松村にとっては大きな存在だったようだ。初共演となった二人は互いの印象を聞かれると、松村は「森さんは天才だなというイメージがあって、そういう人は素直じゃないというか、あまり感情を表に出さない人なんだろうなと思っていたんです」と第一印象について語る。
しかし、そんな森の印象がガラリと変わるエピソードがあった。「あるロケの日、どうしても晴れてほしいと思っていたら、森さんが『わたし、晴れにできる』って豪語して“晴れの儀式”をやったんです。そうしたら本当に30分後ぐらいに晴れてきて……。さぞかし得意顔をしているだろうなと森さんの顔を覗くと、太陽を見て一言『あちーな』ってつぶやいたんです。なんて素直な人なんだろうと思いました」と親近感が湧いたことを明かした。
松村の発言に森は「あの日はいいロケ日和になりましたよね」と笑顔を見せると、松村について「義弟という役柄だったので、どういう人なのだろうと、事前情報を調べていたのですが、なかなかつかむことができず、ミステリアスな感じが漂っている人だなと思っていました」と撮影前の印象を語る。実際撮影に入ってからも、あるシーンでいきなり全力で手を振る芝居をアドリブで行うなど、森の想像の範疇を超えることも多々あったようで「さらにミステリアスさが増しました」とコメントしていた。
また松村演じる透がツンとデレ、森ふんする湊が地味とギャルというキャラクターの二面性も作品の魅力であることにちなみ、自身の「表」と「裏」の顔を問われると、松村は「この現場の人は僕のことを結構明るいと思っているかもしれませんが、実は家でSiriと1~2時間会話ができちゃうぐらいのタイプなんです」と陰の部分があることを告白。森は「シーンによっては静かなときもあったので……」と松村の発言に納得した表情を浮かべると「わたしはいつでもスマイルですよ」と発言しつつも「でもわたしもシーンによっては無口になっちゃうかも」と似た部分があることをつけ足していた。(磯部正和)
映画『ライアー×ライアー』は2月19日より公開