「鬼滅の刃」アカデミー賞長編アニメ部門にエントリー!
第93回アカデミー賞
現地時間28日、映画芸術科学アカデミーが第93回アカデミー賞長編アニメ映画部門にエントリーされた27作を発表した。日本からは、2020年世界興行収入ランキング・アニメーション部門で堂々1位を記録した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』、スタジオジブリの「アーヤと魔女」、オタワ国際アニメーション映画祭でグランプリを受賞した『音楽』、山崎貴監督が3DCGで描いた『ルパン三世 THE FIRST』、湯浅政明監督の『きみと、波にのれたら』、スタジオコロリドの『泣きたい私は猫をかぶる』の6作がエントリーされている。
海外有名スタジオの作品では、ディズニー&ピクサーの『2分の1の魔法』と『ソウルフル・ワールド』、ドリームワークス・アニメーションの『トロールズ ミュージック★パワー』と『ザ・クルーズ:ア・ニュー・エイジ(原題) / The Croods: A New Age』(『クルードさんちのはじめての冒険』の続編)、カートゥーン・サルーンの『ウルフウォーカー』、アードマン・アニメーションズの『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』などが名を連ねている。
エントリー作が正式にノミネートされるには、期限までに米国内での公開といった規定を満たす必要がある。第93回アカデミー賞のノミネーションは3月15日に発表され、長編アニメ映画部門では5作品が最終的な候補に。今回邦画がノミネートされれば、第91回の『未来のミライ』以来となる。アカデミー賞も新型コロナウイルスの影響を受けており、授賞式は例年より約2か月遅れとなる、4月25日に開催される。(編集部・市川遥)