今夜の金ロー、劇場版コナン第1作『時計じかけの摩天楼』注目ポイント
映画『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』が、日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて今夜(2月5日よる9時)本編ノーカットで放送される。それに際し、作品の注目ポイントを振り返りたい。
劇場版「名探偵コナン」シリーズの第1作
根強い人気を誇るテレビアニメ「名探偵コナン」は、1996年に放送がスタート。この度放送される『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』は、その翌年に公開された劇場版「名探偵コナン」シリーズの1作目。今年4月に公開予定の『名探偵コナン 緋色の弾丸』で24作を数える劇場版シリーズの記念すべき第1作だ。劇場版「名探偵コナン」は、2019年公開の『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』まで7作連続でシリーズ歴代最高興収を更新し、勢いを増し続ける大ヒットコンテンツ。『時計じかけの摩天楼』は、まさに伝説の始まりともいうべき作品だ。
すべての要素が詰め込まれた傑作!
物語は工藤新一のもとに世界的に有名な建築家・森谷教授の邸宅で開かれるパーティーの招待状が届いたことから始まる。そしてなぜか新一宛てに爆破の犯行予告の電話が連続。大都会がパニックに陥る中、刻々と迫るタイムリミットにコナンが立ち向かっていく。「コナン」らしいラブストーリー、ミステリー、サスペンス、爆破シーンといった見どころが詰め込まれた本策について、「名探偵コナン」のテレビアニメや劇場版に携わる米倉功人プロデューサーは「神の領域」とも語っており、「第1弾の映画には、すべての要素がバランス良く詰め込まれていて……。個人的に、コナン映画の土台の作品と思ってますー」(2020年4月27日掲載シネマトゥデイニュースより)と明かしていた。
キャスト振り返り
声優陣は江戸川コナン役でおなじみの高山みなみをはじめ、工藤新一役・山口勝平、毛利蘭役・山崎和佳奈、毛利小五郎役・神谷明、阿笠博士役・緒方賢一、目暮警部役・茶風林、吉田歩美役・岩居由希子、小嶋元太役・高木渉、円谷光彦役・大谷育江、鈴木園子役・松井菜桜子、白鳥刑事役・塩沢兼人、そして森谷帝二役・石田太郎が出演している。なお、劇場版オリジナルキャラクターとして本作に登場した白鳥刑事(現・警部)は、この後に原作漫画やテレビシリーズにも登場するようになった。(編集部・小山美咲)