菅田将暉&有村架純『花束みたいな恋をした』リアルな恋愛描写に反響
菅田将暉と有村架純がダブル主演を務める映画『花束みたいな恋をした』(公開中)の主人公たちの恋愛描写が、「すごくリアル」と反響を呼んでいる(以下、一部映画の内容に触れています)。
有村架純の髪を乾かす菅田将暉『花束みたいな恋をした』同棲シーン【写真】
本作は、ある晩、終電に乗り遅れた大学生の山音麦(菅田)と八谷絹(有村)が、偶然出会うことから物語は展開する。映画や音楽、本などの趣味がよく似ていることから一気に距離が近づき、瞬く間に恋に落ちた2人の5年間が、丁寧に活写される。『罪の声』のなどの土井裕泰が監督を務め、ドラマ「東京ラブストーリー」「カルテット」などの脚本家・坂元裕二が脚本を書き下ろした。
麦と絹は、大学卒業後、フリーターをしながら同棲をスタートさせる。同棲当初は、駅から家まで2人で歩き、近所にお気に入りのパン屋を見つけ、同じ漫画を読んで感動を分かち合うなど幸せいっぱいだったが、月日が経ち、2人を取り巻く環境が変化。考え方や価値観に少しずつズレが生じて、仕事のことや些細な言い方で口論になることも。そんな2人の様子について、「リアルで美しくて切ない」「共感できる部分が多い」「演技も描写もリアルすぎ」といったコメントがSNS上に相次いでいる。
また、「渋谷パルコ」の閉店、バラエティー番組「SMAP×SMAP」の最終回、マンガ「ゴールデンカムイ」、スマホゲーム「パズル&ドラゴンズ」など時代を反映したできごとやセリフ、アイテムが多数登場。「グサグサ刺さる」「エモい」「懐かしい」といった感想も見受けられた。
1月29日に公開された本作は、土日2日間(1月30日~1月31日)の全国映画動員ランキングで1位を獲得。初日から3日間で、観客動員数18万4,000人、興行収入2億6,000万円を超える好発進を切っている。(編集部・梅山富美子)