ペギー・リーさんの伝記映画、ミシェル・ウィリアムズが主演
映画『ブルーバレンタイン』『マリリン 7日間の恋』などの演技派女優ミシェル・ウィリアムズが、トッド・ヘインズ監督の新作『フィーバー(原題) / Fever』で主演を務めるとDeadlineなどが報じた。
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『アイム・ノット・ゼア』『キャロル』のヘインズ監督が手掛ける本作は、楽曲「Fever (フィーバー)」などで知られる歌手・女優のペギー・リーさんの伝記映画。『SAYURI』のダグ・ライトが脚本を執筆している。
もともとフォックス2000で企画が立ち上がり、リース・ウィザースプーンがリー役で主演する予定だったが、脚本家ノーラ・エフロンが2012年に亡くなったことで製作が中断。追い討ちをかけるようにディズニーのフォックス買収でフォックス2000も無くなり、ウィザースプーンも離脱したことで、企画は事実上消滅していた。だがここ数か月で、ウィリアムズがリー役に興味を示したことから、企画が再復活し、現在はMGMが配給権の交渉に入っている。
製作は、『ラ・ラ・ランド』のマーク・プラット、女優だけでなくプロデュース作品も多いウィザースプーン、『アリスのままで』のパメラ・コフラーとクリスティーン・ヴェイコンの制作会社キラー・フィルムズが担当する。さらに、歌手ビリー・アイリッシュと彼女の母親マギー・ベアードも今作に興味を示し、現在、フィルムメイカーたちと製作総指揮者への初期交渉に入ったようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)