『ノマドランド』が作品賞など5冠!ワシントンD.C.映画批評家協会賞
現地時間8日、2020年ワシントンD.C.映画批評家協会賞が発表され、『スリー・ビルボード』のフランシス・マクドーマンドが主演を務めた『ノマドランド』が作品賞など5部門を受賞した。
【画像】『スリー・ビルボード』でのフランシス・マクドーマンド
ノマド(遊牧民)と呼ばれる車上生活者の生きざまを描いた『ノマドランド』は、作品賞、監督賞(クロエ・ジャオ)、主演女優賞、脚色賞、撮影賞を獲得。ゴッサム賞、ロンドン映画批評家協会賞と作品賞に輝いており、ゴールデン・グローブ賞やアカデミー賞での作品賞受賞にも期待が高まる。
また、主演男優賞は、『マ・レイニーのブラックボトム』で若きトランペット奏者を演じたチャドウィック・ボーズマンさんが受賞。ディズニー&ピクサーの『ソウルフル・ワールド』が長編アニメ賞に輝いた。
ワシントンD.C.映画批評家協会賞の主な受賞結果は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
■作品賞
『ノマドランド』
■主演男優賞
チャドウィック・ボーズマン 『マ・レイニーのブラックボトム』
■主演女優賞
フランシス・マクドーマンド 『ノマドランド』
■助演男優賞
レスリー・オドム・Jr 『あの夜、マイアミで』
■助演女優賞
ユン・ヨジョン 『ミナリ』
■監督賞
クロエ・ジャオ 『ノマドランド』
■脚本賞
エメラルド・フェネル 『プロミシング ・ヤング・ウーマン(原題) / Promising Young Woman』
■外国語映画賞
『アナザー・ラウンド(原題) / Another Round』
■長編アニメ賞
『ソウルフル・ワールド』